宮沢プロジェクト第3弾です。C57100へ 
C541、C5772に続き、宮沢プロジェクト第3弾です。(2021/7/10)
宮沢製品を使用し、今風に作り変えるプランです。
すでに先に進んでいますが、先ずは概要です。

◆宮沢製のボイラーと動輪、ギアボックスを利用します。

ギアボックスは経年で脆くなったか、数か所欠けてしまいました。
これではビスを使用した釣りかけ式には出来ないので、
安達のギアボックスを使用できないか考えました。
安達のギアボックスは入らないので、このままでは使用できません。


上の動輪は宮沢製です。
車軸と平ギアを安達の物へ変更しました。
ローレットが切られていたものの、ゆるくて固定できませんでした。
ので、ロックタイトで固定です。

フレームは安達のC57用。珊瑚の従台車を使用するので、
後部フレームを、それなりに作成。
モーションプレート、シリンダーブロック、従台車は珊瑚製。
写真では安達のギアボックスに真鍮板をビス止めして釣りかけ式になってます。
モーターはUNO5050(1616S)です。

◆続いて空気作用管へ進みます。
途中の写真と、完成後です。

ドームとキャブは安達製。煙突と前灯は珊瑚製です。
キャブは前妻をドアの外側で切断し、屋根部分を被せる構造です。


裏へ回す上の2本を引っ張りすぎて、途中のふくらみ部分がずれてしまい気に入りませんが
そのままです。


◆発電機廻りが終了し、コンプレッサー、給水ポンプを取り付け、
ランボードの作成中です。(2021/8/9)
先台車も組み立てました。スポーク車輪が入手しずらく、
意外と貴重品?になってしまってます。

◆ランボードが仕上がりました(2021/8/29)

暑い日が続き、つい酒に手が伸びてしまい作業もなかなか進まず…、
土曜から本格的に?作業開始でした。
最後の0.4φドリルを折ってしまい、不足パーツもあったことから急遽本日買出しに出かけました。

ようやく、ランボード完成です。
でも、気力が続かず、ボイラーへの取り付けは叶いませんでした。

◆ランボードを取り付けました。(2021/8/31)

今回は「勢い」で取り付けまで進みました。
手法は伝統的な方法で、ボイラーに穴を開けて、真鍮線を挿して、半田付けです。
0.6φの真鍮線です。
一応、ボイラーとは隙間が空くようにしています。


いつもの向きだとこんな感じです。
次は前デッキを切り出すことになりますね。

◆前デッキが付きました。(2021/9/12)

前デッキの前に、ブロア管を付けました。
その前に冷却管の連結管、給水ポンプへの給気管を付けました。


公式側はコンプレッサーへのパイピングです。


潅水挿入装置はポツンと置いてあるだけなので、
それも何かなぁ?と思い、パイピングをしました。
元々付いていた小さなコックを削り取り、新たに穴を貫通させた
ロストパーツを差し込みました。
キャブからはそれらしく結線してます。


前デッキを切り出しました。少し広めで幅34.5mmで切り出しました。
デッキ横梁を付けてから34o程度に狭める予定です。


ノリで前デッキ横梁を切り出しました。
で、半田付けしました。難関突破出来たようです。前デッキは幅34mmで収まりました。
次は給水温め器関係になります。

◆給水温め器が付きました。(2021/9/18)

今日は籠っていましたので、作業進みました。
これだけで半日掛かりましたが…。

デッキ前梁には四角く穴を開けて、カプラーポケットを取り付け。
途中の写真は無しですが、上の写真と比べていただけると進展具合が。

給水温め器の上の踏み台?シンダ除け?踏み台下のカバー類等切り出しました。

100号機のハイライトはヘッドマーク掛けですが、これが一番難儀しました。
ビス止めか?と思ってましたが、スペースが無く、給水温め器の下部を欠き取って
ハンダ付けになりました。
ヘッドマーク掛け本体は厚板から切り出しです。


非公式側から。

エアータンク取り付けまで進みました。(2021/9/26)

上の写真の状態から一気に?進みました。やるときは「やる」です。

先ず、解放テコを取り付け。
エコーモデルのパーツを使ってデッキ傾斜部ステップを取り付け。
ランボード横梁を取り付け。
前へ延びる切りっぱなしだった電装管を処理しました。

この土日で、ランボード下のパイピングを終え、エアータンクを付けました。
前デッキには軽く真鍮線を埋め込んでます。



公式側横からです。


前へ延びる電装管を継ぎ手を使用して処理しました。
エアータンクへ接続する切りっぱなしだった線材含め、すべて繋がりました。

◆非公式側キャブ下のパイピングが終了しました(2021/10/6)

先ずは主台枠後梁を加工しました。
薄板を貼り付け、ボルトを少々埋め込みました。
続いては二子三方コックを取り付け。
水撒き管2本やら、給水管やらを曲げて、様子を見ている所です。

ハンダ付けの順番を考えながら、エコーモデルのラッパ型消煙器を取り付けです。
缶水吹出管も先に取り付けました。


給水ポンプチリコシは安達のパーツです。
ステーとはビス止めです。(チリコシの裏に穴を開けてタップを切りました)
こんな感じに仕上がりました。


給水ポンプの取り付け位置が高かったようです。
各部にしわ寄せが入ってます。

◆公式側へ移り、逆転棒関係です。(2021/10/9)

逆転棒をこさえました。
1.2o角真鍮棒を加工しました。
エコーモデルでは「逆転棒は1o角だよ!」と言われましたが、
珊瑚のロストの逆転棒が太いので…。



これを機関車に組み込んで…
キャブにはニワの逆転ねじハンドル、ブレーキ弁脚台を取り付けました。
今日はこれだけです。
次は、なんとなく、デフへ行きたいような気がしてます。

◆キャブデッキのパーツが付きました。(2021/10/10)

昨日は午後テニスをしたので、テニス前、テニス後の作業でした。
今日は予定なく、籠ってましたので進みました。

順番が異なりますが、デフを付けようとしましたので、
事前作業でデッキステップ(エコーモデル)デッキつかみ棒(金岡工房)
を付けました。


キャブを一旦外したので、キャブの装飾を行いました。
ヒサシ×2やら横トイです。
写真ではもう、デッキステップ等付いてます。


デフ取り付けの予定でしたが、用意していた門デフが少々違うような気がしました。
一旦、デフはあきらめて速度計測ロッドを作業しました。
これを付けただけで、細密感が出てびっくりです。

キャブ床板には2φの穴を開け、ロッド中間子には燐青銅線で輪っかを作りました。
輪っかの内径は1.6φです。

中間子の輪っかは0.5φの燐青銅線で、ロッドは0.4φの燐青銅線です。


公式側全体図です。
◆デフが付きました。(2021/10/18)

デフはKSモデルさんのD51 門デフ 小倉工場(K−1)です。
贅沢なことに、支えは金岡工房さんの門デフパーツを使用です。
天地方向が少し大きいとは思いますが、100号機の雰囲気あります。

公式側キャブ下も少々パイピング進みました。



アップに耐えられるでしょうか?
エアーホースは安達製を使用です。

◆公式側キャブ下が完成です(2021/11/01)

実はパーツが無くて作業が止まっていましたが、ようやく完成しました。
無かったパーツは、分配弁と締切コックでした。

締切コックは先週銀座へ出たついでに天賞堂で。
分配弁は日曜日に珊瑚までひとっ走りして入手できました。
珊瑚の分配弁は本体横にくぼみがあるのでパイピングしやすいので
重宝してます。

分配弁には本体横に穴を開けてパイピングを半田付け。
ユニット化した後、取り付けです。


この機関車の公式側キャブ下はよく判らないので、
結構適当ですが、ご覧の通りです。
分配弁上方の締切コックは無火装置の代替です。

その他、消煙器を泥ダメに挟む様に取り付けてほぼ完成です。
泥ダメも珊瑚のパーツです。


パーツが無くてヒマ?でしたので、合間にシリンダーブロックの
パーツも付けました。
こちらも、前後蓋等は持ち合わせがなく、転がっていた廃パーツを
発見し、再利用しました。

尻棒は1.5φのパイプを被せています。


テンダーも少々つつきましたが、こちらも
ブレーキシリンダーが無くて途中で止まってます。
諸々の不足パーツは天賞堂で購入済です。
◆テンダーへ移りました。途中経過です。(2021/11/11)

平底用のブレーキシリンダーを入手しましたので、床板下部を組立、台車を履かせました。
台車は珊瑚製です。安達の端梁セットを組み込みました。
珊瑚の台車は切り詰めてます。安達の厚い端梁を使って、緩やかなカーブを作ります。
ホントは先端の細い部分をカットしているので、カットした部分を細くした方が良いとは思いますが、
大工事になるので…。


後部は埋込型の標識灯やら取り付けました。
使用するカプラーポケットに合わせて、取付台の位置決めをしてますので
カプラーを付けてます。


前端は未だこの程度です。
エコーモデルのテンダー取水締切コックを2種、
テンダー取水コックハンドルの左右を奢ってます。
テンダー前デッキは位置を下げますので穴埋め→下方に再度穴あけです。
◆テンダーが「ほぼ」完成しました。(2021/11/28)
時間が掛かりましたが、テンダーがほぼ完成しました。
残すは後部主灯、炭庫リブ、中間緩衝器、絶縁関係となります。

鈴木工房の増炭囲い、金岡工房のATS収納箱前面等でドレスアップです。


後部は主灯、炭庫リブが手持ち無く、入手待ちです。
エコーモデルの溢水管座、標識灯受け、
テンダー床板下部には暖房管等を取り付けました。


ドローバー受けは切り出した別の板に取り付け。
絶縁用のプラバンをはさんで(未作業)プラビス2本で止めてます。
ATS車上子は鈴木工房製です。
テンダー台車はニワ製へ変更する可能性がありますネ。


次は機関車本体へ戻ります。
◆機関車へ戻り、動輪のブレーキシューとテコを付けました。(2021/12/18)

安達のプラ製シューを使います。
シューはビス止めなので、回ったり、締めすぎるとビスがどんどん潜ってしまします。
ので、面倒ですがチャネル材で支えを作り、回転防止とビスから保護をします。
チャネル材は2×2×2を使用しました。これをシュー受けの金具へハンダ付け。
ビスが通る穴を開けて、タップを切りなおしました。

シュー受けの金具は位置決め後
動輪押え板へハンダ付けしてしまいます。

テコは第二動輪の前後の所で動輪押え板取り付けビスを隠してしまうので、
どの様に止めるか考えました。

ウィスト製のブレーキテコセットを使うことにして、前と後で固定することにしました。

先ずは前のテコを「Z」字型に曲げた帯板でビス止めです。(下の写真は左側です)


後側は大きく開口した動輪押え板に真鍮板をハンダ付け、テコビス止めの土台を作りました。
土台にはタップを切り、組立てたテコ受けをビスで固定しました。(右側)


最後は真ん中のテコを線材で支えるようにハンダ付けしました。
割と上手くいったような気がしてます。


完成したブレーキシュー廻りです。砂撒き管も組み込みました。
◆だいぶ進みましたが、年内、生地完成には至りませんでした。(2021/12/30)

改めてキャブ内外、周辺の様子です。
この写真からは汽笛引き棒と中間緩衝器が付いたことが確認できます。
加減弁ロッドは位置を修正、写真ではアラが目立ちます。


一番厄介だったのが、キャブ椅子取り付けです。
箱型の椅子ですが、椅子の湯口と帯板に穴を開けてビス止めです。
今回は1.2φ×2o長のビスが締めこめるまでタップが切れました。

キャブ前方に見えるのは、キャブ灯点灯時の光漏れ止めです。
縦トイ、石炭水撒き管、キャブ吊カン、暖房安全弁、信号炎管も付けました。


テンダーは今のうちに石炭を積もうと上げ底の台座を組みましたが、
石炭を固着させる塗料を切らしてしまい、ここまです。


前部は前デッキに標識灯掛けを取り付けました。
デフステーにはリンゲルマン濃度計のステーをこしらえて取り付けました。
これはヘッドマーク掛けと同じ板から切り出しました。
幅は同じですが薄目に、途中から細くしてます。

バルブギヤを組めばいいのですが、車輪を塗装していないので組めずです。



不足パーツは、テンダーライトのLP42、石炭を固着する塗料(プラカラーのクリアか黒)
キャブのタブレットキャッチャーということで…。
車輪を塗装してバルブギアが組めれば生地完成です。

皆様、良いお年をお迎えください。
◆車輪を塗装し、ロッドを組み込みようやく生地完成しました。(2022/3/27)

車輪を塗装するまでに時間が掛かりました。
塗装後は比較的早めにロッドを組み始めたのですが…
非公式側のクロスヘッドが割れてしまい…チョット絶望的になりました。
代替で安達のクロスヘッドを挿してみましたが、全く入らずでした。



折れてしまったのはユニオンリンクの取付穴の上部でした。(珊瑚製です。経年クラックかも知れません)
しばし呆然です。
気を取り直してメインロッドとユニオンリンクを外し、裏に一枚板をハンダ付けしました。
それにもげたハーツを半田付けして成形しました。

メインロッドは段付きビス止めへ変更しました。
まぁ、何とかなったようです。


手持ちパーツが尽きてしまったので、今回は初めてニワのリターンクランク、加減リンクを使用しました。
合併テコもニワ製です。
ハンダメッキで処理しました。1mmタップでビス穴を開けて段付きビス留めです。
加減リンクは穴が開いて雰囲気ありますね!

◆動輪を別の宮沢製へ交換しました。(2022/4/12)

走行テストを行うと、どうも分岐やカーブを上手く通過できません。
よく見ると、車軸ごと交換した第2動輪のバックゲージが広くなっている様です。
これ以上の技量を持ち合わせていないので、すべて別の宮沢機の動輪と交換しました。
これで、無事周回できました。
動輪は塗装ではなく黒染め液で側面のみ染めました。
◆唐突ですが、塗装完成です。(2022/8/1)

塗料はいやみやのカラープライマーを使用、仕上げにトップガードです。
塗装面はシャープに仕上がりました。
白線は塗装したマスキングテープです。

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