珊瑚のキットでC57135を組みます。 |
◆テンダーから始めました。 |
気合充分で?テンダーから組みます。
135号機は交博では板台枠でした。晩年は板台枠だったのでしょう。
テンダー自体は珊瑚模型店のC55北海道用の切り詰めテンダーキットを利用します。
板台枠の周囲を削り、上部を台形にカットしました。
中央が未加工、その上下が加工済です。
写真は左無加工の板台枠台車。右が加工済の台車です。
使用前、使用後の比較です。シャープになったような気がします。
加工が終わってC55床板へセットしました。車輪は塗装を済ませました。
この後台車の振りが充分取れないことで、C55とC57では台車の中心間の距離が違うことを
思い出しました。
下がC55用の床板です。
前回珊瑚模型店訪問時に購入した「テンダー床板梁セット」を組みましたが・・・、
気合充分で床板の梁を組んだのですが、こちらの気合は「空回り」でした。
上のC57用床板へ変更です。C55用床板は次の機会ですね。
こちらも台車をセットしたら、前ステップと台車の位置関係がおかしいので、悩んでしまいました。
どうも床板が前へ延長されているようで、写真は延長後です。
※この写真の辺りから「お立ち台(撮影台)」新調のため、お立ち台の写真になってます。
この週末の成果です。
完成まで、あともう一息。
非公式側を後方から。
暖房管は交博時のようにカプラー下へぶら下げてみました。 |
テンダーが完成しました。(2015/2/22)
珊瑚のC55北海道用のテンダーキットがベースです。
変更点は先ずは台車が板台枠へ。
床板をC57用へ変更。床板は前を2mm程延長してます。
石炭取り出し口は先細りにして自作。
中間緩衝器を付けました。
後方のステップは非公式側のみエコーモデル製へ変更。
暖房ホースはカプラー下にぶら下げてます。
炭庫後部仕切り板は、ライトの入る穴のセンターで切り離してその下部を利用。板は繋いでます。
テンダー主灯は安達のカバー一体ロストパーツです。 |
◆機関車本体へ。
下回りから始めます。 |
下回りへ進みました。(2015/3/1)
先週、不注意で(単なる酔っ払いですが、自宅付近で・・・)左手薬指を骨折してしまいました。
不自由ながら工作してます。
飲兵衛の皆様はご注意ください。
シリンダーの前後カバーです。
耐水ペーパーの上で軽くヤスリます。
シャープな面を表にします。
シリンダーブロックは中板のみ取り付けました。
モーションプレートを組立て、ブレーキシュー、ブレーキロッド、砂撒き管まで進みました。
第3動輪後部のナットはビス穴をナメてしまったためですが、外そうかと思ってます。
(このフレームは35号機のお下がりです)
サイドビューです。主台枠の前部に段差が見えます。これ位カットしないとデッキが水平になりません。
動輪はニワ製で、塗装を済ませました。ステンレス製ですが、C57一次型の第2動輪の特徴が
はっきりと見えます。
下回りはとりあえずここまでです。機関車本体へ行きたいのですが・・・。 |
ボイラーへ進みます。 |
指は固定が取れまして、リハビリ中です。伸ばしと曲げが不自由です。
ゴルフクラブが握れるようになるか、不安では有ります。
C57はボイラーへ進みました。(2015/3/22)
ボイラーはネジレ等を修正するのに力作業も入るので、不安で取り掛かれませんでしたが
ようやくリハビリを兼ねて組み始めました。
最初はランボードです。
キットの一体式の下板です。
通常はありがたく組ませてもらうのですが、今回はボイラーとランボードの「隙間」を表現
しようと思いました。カツミのキットがこの「隙間」を表現していたのが動機です。
シリンダーブロックと前デッキの下板が当たる部分は無くしてしまいます。
ランボード下板をばらばらにして、上板は幅6mmで折り曲げました。
この折り曲げが正しいかどうかは不明です。
写真はボルトを埋め込んでいる途中です。
シリンダー点検蓋の位置を前目に変更。その上にはシリンダー蒸気管カバーの取り付け穴を
開けました。
ランボードが組み上がりました。
シリンダー蒸気管カバー付近の下板のでっぱり、放熱管付近のでっぱり部分が
ランボードとボイラーの隙間になります。
パーツは一通り付いてますが後部ランボード、左右逆ですね。
出番ですが、組立ての相当後半になります。
ボイラーはボイラー補強板を取り付け、先口栓を付けました。
ボイラーステップは互い違いが逆ですので、穴を開けました。元々の穴は塞ぐ必要があります。
この下回りと固定用のボイラー補強板は何回脱着したことでしょう。
シリンダーブロックの位置決め、ボイラーの中心出しも兼ねてますので慎重な作業ですが、
コンロで炙ってる最中に熱で位置がずれたりして困りました。勿論、私の不注意もあります。
ようやく、5回目位でしょうか、マシな感じで取り付けられました。
安全弁を立てているのは、前後から見てボイラーの傾きをチェックするためです。
ボイラー後部、キャブとの接合付近はどうしても歪んでますのでここで力技入りました。
折った指が痛かったです。 |
指は相変わらず不自由ですが、若干慣れてきました。
昨日は一ヶ月ぶりにテニスをしましたが、左手でボールを捕球すると痛かったです。
135号機はドームが完成しました。
取り立てて申し上げることはございませんが、ドーム完成しました。
砂撒き管元栓は何故か切り落としてましたので、エコーモデルのパーツを付けました。
排砂管は安達のパーツですが、形が変わったようです。
重油タンクの欠き取は大きすぎたので、埋めなおしました。
何も無いので煙室扉パーツとのツーショットです。
主灯は配線用の穴あけ済です。シールドビーム副灯は安達のパーツです。
珊瑚C55北海道用の煙突をつけて、各パーツを載せてみました。
不要な穴を塞ぎました。
ボイラーステップの互い違いの逆側、非公式側の通風管取り付け用の穴です。 |
キャブを取り付けました。(2015/4/12)
135号機を作ろうとなったのは、珊瑚の密閉キャブを入手した事も有ります。
先週はその珊瑚の密閉キャブを組みましたがHPは更新しませんでした。
組んでみると、135号機とは若干違うようです。
増設されたドアの位置関係が違って、印象が異なります。
途中の写真ですがこちらは安達の135号機用です。
珊瑚のC55北海道型用は同じような形態でOKですが、いかんせん窓が大き過ぎます。(C55一次型ですので)
安達を付けるとなると加工量が多くなるので・・・迷いましたが、結局は安達の密閉キャブを選択しました。
写真はバックプレートまで付けた状態です。
床板は段差部分で一旦切り離して、段差量を減らしキャブ裾ツライチにしました。
また、床板は八角形の半分の形に切り取ってそれらしく作りました。
下回りと固定する後部端梁は安達のパーツを利用し、珊瑚用のビス穴位置を開け直しました。
キャブの支え板(補強板)をそれらしく付けました。
キャブ切断前ですが、裏の様子です。
ビスはキャブ脱着用です。
床板をキャブ裾ツライチにしてもバックプレートは入らず、バックプレート分、床板を削りました。
キャブは屋根を取り外しにするか、今まで通り前妻を切り離すか・・・散々迷いましたが
従来の方法を踏襲しました。
切り離した前妻をボイラーへ固定しました。その前に前妻には作用管キャブユニオンを
半田付け、穴を貫通させてます。
その後、砂撒き管やハンドレールノブを取り付け、空気作用管取り付けの準備が整いました。
何回やってもボイラーステップは上手く付けることが出来ません。
苦手なパーツです。
キャブを被せた状態です。天窓は珊瑚のロストパーツを付けました。
夕方帰宅後、作用管をつけました。
北海道型ですので、金岡工房さんの苗穂タイプの受けを使って間隔が空いている状態を表現しました。 |
発電機廻りを取り付けました。(2015/5/3)
ATS発電機のパイピングです。
北海道型はマフラーが独立しているので、比較的ラクです。
マフラーからは排水管?を垂らします。
二つの発電機が装着されました。
マフラー付きの大型発電機はIMON製です。
その手前に見える安全弁座もIMON製です。珊瑚の安全弁穴間にぴったりでしたので無加工です。
IMON製品は結構使えるパーツがあります。1/87では大き過ぎ?と心配になってきます。
後部ランボードを付けました。
安達のキャブを使用したせいで、キャブ前妻の後退角度が異なり網目板と真鍮板から切り出しました。
キャブとランボードの隙間が無くなり一安心です。
給水ポンプは珊瑚の「新型」?です。キット同梱の物とは形が異なります。
コンプレッサーは「コンプ台」給水ポンプは「給水ポンプ台」を使用しました。
どちらも珊瑚のロストワックスパーツです。
どちらも位置決めとかは難しく、ああでもない、こうでもないと忙しかったです。
昨夜クレンザーで磨き、キサゲを少々行ったので、キズっぽいですね。
鈴木工房さんの火室下部延長板を付けました。
複式コンプレッサーはウィストジャパンのパーツです。安価で好ましいです。
前へ伸びる電装管は指で引っ掛けて簡単に曲がってしまいます。
テープで押えてますが、絆創膏に見えます。これを早く取りたいので、次はフロントデッキでしょうか。 |
前デッキ取り付け、キャブが完成しました。(2015/5/10)
電装管の絆創膏を取る為に前デッキへ進みました。
前デッキつかみ棒は0.5φの燐青銅線で。
ロスト製もありますが、フニャフニャで扱いにくいです。
給水温め機の上のシンダ除けは網目板から新製してます。
ランボードの下板取り付けが苦手です。
相当注意して事前に合うようにしたつもりですが、実際にハンダを流すと隙間があいてしまいます。
キャブの装飾が終わりました。
乗務員保護棒は鈴木工房製です。
石炭水撒き管はそれらしく作りましたが、若干長さが短いかもです。
もう1mm程度長く作っても良かったかも。
乗務員保護棒はランナーから切り離す時に歪んでしまいました。
乗務員ドアのハンドルは自作してみました。 |
苦手なランボード下の帯板張りが終わり、進みました。(2015/5/17)
配管はコンプレッサーレギュレータ繋がるのが0.7φ線。その上は0.5φ線です。
前デッキにエアーホースを付けたので保護のためにスノウプロウの支えを付けました。
非公式側は給水ポンプの裏から先に行いました。二子三方コックも先に付けてパイピングしてます。
次はデフ取り付けでしょうか? |
デフ取り付けまで進みました。(2015/5/30)
その前に、非公式側のキャブ下のパイピングを済ませました。
もう2本ほど増やそうかどうかと思っています。
従台車が後部のダミーフレームに当たって首が振れません。削る必要がありそうです。
デフが付きました。
デフは安達の135号機用です。下部を少々カットして使いました。
デフステーとスノウブロウは珊瑚のパーツです。
次はシリンダーブロックですね。
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シリンダーブロックの前に公式側キャブ下のパイピングのみ作りました。(2015/6/7)
キャブ下の速度ロッド支えに苦戦しました。(写真無しです)
その後、3部作でパーツを作りました。今週はこれだけです。
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生地完成しました。(2015/6/14)
上の写真のパーツを、長いものから順番に取り付けました。
若干線材を追加して、上回り完成となりました。
シリンダーブロックを組み立てて、下回りはロッド類を組み付け。
シリンダーブロックの尻棒は1.5φのパイプを被せて太くしてます。
従台車は例によって、首振りの支点を若干後退させて取り付け段ビスも通常のビスへ変更してます。
とはいえ、動力無しの状態です。
ドローバーも作ってません。この辺りはこれからです。
写真の機炭間は「希望的」間隔です。
動輪のタイヤ部分の塗装は剥げ落ちてしまいましたので、そのうち再塗装します。
非公式側です。
先台車はいきなり塗装済の安達製に替わってます。
カーブ通過でこちらの方が左右動のマージンが若干あって、カーブ通過中に浮きません。
※手押しです。
汽笛引き棒の中間の支えは実機では無いようですが、見栄えが中途半端なので付けてます。
俯瞰の姿です。
ランボードとボイラーの間に隙間があるのが判ります・・・か?
スノウプロウは珊瑚のパーツです。若干加工しました。
前カプラーはKadee#35を切って使ってます。重連が可能になります。
ナンバープレートはIMONの岩一所属の物です。生地完成の記念に前だけ貼ってます。
生地完成から3ヶ月も経ってしまいましたが、ようやく塗装しました。ただいま乾燥中です。
洗浄中に部品が取れまくりました。塗装後に取れるよりは全然マシなのでこれはこれでOKです。
キャブ内はいつも通りグリーンに塗ってますが、実際には「茶」のような気もしてます。
(2015/9/23)
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完成しました。 |
完成しました。(2015/10/3)
先ずは公式側です。
間の空いた作用管は磨きだすのに苦労します
次は機関車全体です。
折角ランボードとボイラーの間を空けたので、俯瞰です。
テンダーの様子です。公式側です。
次は非公式側です。
こちらも俯瞰を。
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