C5757をリメークします。 

全検後の姿です。 
予想された方も多いと思いますが、C5757号機も全検へ入場してます。

今回はシンナープールで剥離後、取れなかった塗料を剥離剤で落としました。
煙突の裾、ドームの裾を削って薄くし、作用管、ハンドレール、ブロア管等変更します。


作用管は金岡工房さんの北海道型の間が空いた作用管受けです。
自分の工法ではベターな方法と思い、一度ハンダで埋めました。

写真は5本用です。3本用も同様に埋めました。
0.3φのドリルで穴を開けなおします。
ルーマ型ドリルを使い出したのが成功の要因だと思います。
従来型のドリルでの工作は前回、失敗してます。


144号機の煙室部分と振り替えたので、塗装済になってます。
初の北海道仕様の作用管、塗装後が楽しみです。
こちらはLEDを主灯に仕込んでます。

今回の3部作(3両の全検仕様)では一番変化が大きな機関車になりました。
煙室直後の電装管、継ぎ手を4箇所も入れるとは思いませんでした。

完成までは、まだまだ作業が多く時間が掛かりそうです。


デフが付きました。
キャブの塗装は後で落とします。
煙室部分は主灯が「ぽろり」と取れてしまい、半田付けし直しました。
こちらも塗装を剥がします。


従台車は先の144号機で成果があったので、留め位置を後退させました。
結果は走行テストしないと、何ともいえません。


新しい「支点」と、首振りの状況がお判りいただけると思います。
ホコリは大目に見てやって下さい。


生地完成しました。
走行テストが終了し、完成としました。走行は144号機より劣ります。
ネガを隠すのに、重連が必須になります。


フレームを替えて、再度走行テストに挑みましたが向上せず、塗装となりました。
キャブは珊瑚模型店別売の密閉キャブです。
今回も機関車本体だけですので、比較的気が楽です。


機関車本体は、割り箸に紙を巻きつけてボイラーの中で支えて塗装してます。
数日ほったらかしにして塗料の安定を待ちます。
その間は工作台が使え難くなるので、困ります。


塗装後の再組立てを行い、全検出場しました。(2014/5/10)


しばらくは時計回り専用ですね。
実機の写真を参考に真似た雰囲気の写真を撮ってみました。
実機では黒煙が回転式火の粉止めから、まるで鉄瓶の蓋を押し上げるような勢いで噴いてます。
模型では実現できない情景ですし、模型はキレイ過ぎて迫力に欠けます。


リメークした3両の標準仕様です。
中間緩衝器。機関車側です。


テンダーです。
ドローバーはテンダー側へ。
この機関車はワンタッチドローバーを付けていたので、上の機関車本体、テンダーとも
大きく欠き取ってました。それは板を半田付けして埋め戻しました。
写真ブレました。


今回のリメークでは、シリンダーブロックとフロントデッキ傾斜部との関係を改善しました。
気持ちだけですが(0.5mm程度)食い込ませることが出来ました。
C55やC57(首窄まりも)はこのようにキットで無視されている部分を表現するのが難しいです。

間隔の空いた北海道タイプの作用管は剥がすのが難しかったです。
一本一本剥がすのと、軟らかいので力を加えると、作用管がたわみます。
 
 
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