古い珊瑚のC59キットから東北時代のC60を目指します。

完成後の姿です。 
次なるターゲットは
ハドソン3兄弟のC60です。
C61の相棒としてやはり
東北時代のスノウブロウ
付きを目指します。
先ずは機関車本体から。
オークションで珊瑚の旧キットC59戦後型を落札してしまいました。(2012/06/11)
これははじめから東北時代のC60を目指します。
主台枠後部のカバーをまたまた切り出しました。今回は予備も含めて3枚です。

それを後部台枠に貼り付けて、2軸従台車にあわせます。
従台車はニワ製です。組み立ては説明書も無いし、位置決めが難しかったです。
先輪は水掻きスポーク車輪ですが、アダチ製です。
珊瑚旧キットの先台車は幅が広くてアダチの車輪が嵌りませんので、
アダチの先台車を組み立てました。チョット薄っぺらく感じてしまいました。
ボイラーを固定するバンドが時代感?動輪がステンレスで時代感?
ブレーキシュー、組み立て済みの主台枠がドロップ製で古き良き時代を感じます。
少なくともロスト製の主台枠よりは丈夫そうで良いと思ってます。

資料の関係から、従台車の関係から若番にしたいので戦前型テンダーですが、
どうなりますやら。現状では108号機になってしまいます。
ボイラーのセンター出し。(2012/06/07)

ボイラーのセンター出しのために煙突と安全弁を取り付けました。
C60が進んでいます(2012/06/30)

ドロップ製?の煙室パーツ、硬くてドリルが進みません。歯が立ちません。
主灯や副灯は糸鋸で切り込みを入れて半田付けしました。
東北時代を目指してますので盛岡区のような補助デフを組み立てました。
ランボードはシリンダーブロックの位置を確認するために組みました。
シリンダーブロックを通してボイラーを留める穴は前方へ位置をずらしてます。
メインフレームのシリンダーブロックの取り付け板はフレーム内に落として
車高を板厚分(1mm程)下げてます。


従台車の取り付けは、板に2箇所タップを立てて前方に移動。


補助デフ取り付け後の写真です。
車輪を塗りました(2012/07/01)

今日から7月です。早いものです。
今日は雨の予報が外れて、車輪を塗装しました。
上の塗装前の写真と比べて落ち着いた感じで、車輪が奥まって見える気がします。
水掻きスポークも判り易くなりました。
戦前型テンダーを
組んでます。
戦後型船底タイプのキットですが、戦前型を目指してテンダーを組んでます。(2012/07/07)

最初は0.3mm厚板から組みました。
板が薄いので側板がヘロヘロに。
それでは、と2作目は0.4mm板から曲げました。
曲げ角が大きくなって0.3mmの方が良いです。
3作目は0.4mm板を4枚切り出して四角く組みました。
角を丸く仕上げてます。
左1作目、中2作目、右3作目。中の2作目は材料として扱われてますので原型を留めていません。


3作目テンダーの後方写真です。4枚の板をハンダ付けして、角を丸くしてます。
未だ未だ自作工程が多くて完成するか不安です。
イザとなれば戦後型の船底テンダーがあるさ!という気持ちで臨みます。
台車はおそらくスパイクモデルの製品。アダチのボックス車輪を組み合わせてるので通電が不安です。
先輪以外はボックス車輪でお茶を濁してます。コストが理由です。


本日の最終形です。
キャブの骨格を組ましたので記念写真です。
キャブは今朝(早朝)から15時くらいまで掛かりました、自分がヘロヘロに。
後退角の付いたキャブは切り取るのが難しいですね。
テンダーが進んでいます。(2012/07/16)

テンダーの構成は3部作です。
側板、床板、上板、すべてビス止めです。
これを作って、キットの有難みが良く判りました。
ボイラーや小部品までスクラッチする方の偉大さも。


上板と後部と後部は終了しましたが、前部に難敵が待ってます。
東北時代のC60 7号機の写真に拠ってます。
テンダー完成となりました。(2012/07/22)

一度完成後、テンダー本体の全長が長いのが気になり、後妻板を
外して側板の長さを2mm程詰める大工事を行いました。
が、何とか完成しました。もう少しパイピングするかも知れません。


難敵だと思っていたのは、前妻板左右の道具箱です。
大きすぎだとは思いますが、廃材から切り出して何とか形になりましたので、
一気に工作が進みました。
ATS箱蓋は珊瑚C62キットに付属のパーツです。


次はボイラー本体へ。
機関車本体へ
戻ります。  
機関車本体は作用管を付ける前段階の作業です。キャブとドームを組みました。(2012/08/03)

暑いせいか酒量が増えて工作が進みません。
それに加えて週末は外で遊んでばかりなので工作が進まないのも当然です。

ドームは筋彫りは上手く行ったのですがリベット埋め込みの穴が蛇行してしまったので
アダチのドーム(日立型)を購入しました。
で、珊瑚キットのパーツを付けて完成です(汽笛と蓋は他社のロストパーツ使用)。
加減弁の所は薄板を貼って補強?を表現しました。


キャブは途中です。
吊り管と運転席側の出窓が未工作です。
キャブの前面は切り取ってボイラーへ付けました。
雨トイは0.8Φの真鍮線を半分くらいに削った物を使用してます。


キャブをドッキングしたのが下の写真です。


次はいよいよ作用管になります。その前に砂撒き管も。
作用管の取り付けを行っています(2012/8/13)途中ですが・・・。

作用管の押さえの位置決めです。例によってマスキングテープを利用してます。


作用管を付ける前に砂撒管やハンドレールノブを取り付けます。
作用管は途中です。暑くて飲みすぎや、土日は外で遊びが多く、今回は
2回も失敗したので慎重です。
作用管は終了してボイラー、他のパイピング行っています(2012/08/19)

JAMへ行こうか、珊瑚へ行こうかそれとも天賞堂?迷っているうちに結局何処にも出かけませんでした。
引篭もって半田ごてを握ってました。

作用管は早々に終了していたので、ボイラーのその他のパイピングが主です。

作用管受けは珊瑚の5本用と3本用ですが、4本しか通していないのでヨレて見えます。
膨らんだ部分の継手?は0.5Φ×0.3Φのパイプを切断して作りました。
中に0.25Φの燐青銅線を通してその線を切らないようにして切りました。長さがバラバラです。
加減弁の中間のテコは戦後型用でしょうか?チョット形が違うようです。


電装管はハンドレールの中を通ってるイメージです。
通風管があるのを忘れていたので、慌てて電装管取り付け前に作業しました。
通風管受けは手持ちが無かったので、配管押さえ両止めを使用し、裏に0.7×0.4の帯板をハンダ付けして
高さを稼いでから取り付けました。

ランボードを仮置きした写真2題です。
久々に珊瑚のコンプレッサーを使いました。

給水ポンプがサイドロッドと当たりました。給水ポンプを削って対応。
今日は発電機まで行けると思いましたがダメでした。
発電機取り付け、ランボードも付きました。(2012/08/26)

暑い日が続きますね。
組み立てはそれなりにしてますが、PCへ向かうのが億劫になってます。

先ずは発電機を付けました。
発電機はニワの大型(座付)を使用。
通常とは反対の公式側にATS発電機を取り付け。これは珊瑚C62キットで使用しなかったパーツです。

続いてランボードにリベットを埋めました。今回は片側30箇所程度埋めました。

写真の逆転棒はただの1mm角材でしたので、リベットをご覧のように埋めてみました。
珊瑚のD50用を使用する手もありますが、節約ということで。
この逆転棒は裏からビス止めにしてあります。


非公式側は缶水清浄装置を。これは金岡工房さんのパーツです。
若干はみ出させましたが、はみ出させ過ぎです。

全体像をご覧いただきます。
水洗いしましたけど、塩化亜鉛の水溶液のカスが・・・。
クレンザーで洗う必要がありそうです。
今日は、天賞堂⇒珊瑚とハシゴしました(2012/09/02)

その前にスノウブロウを作りました。
もっと鋭角で、もっとシャープに作るべきでした。
ステーはアダチのパーツを使いましたが、形が違います。
金工さんのパーツに替えてしまいたくなります。


バックプレートを付けました。ウィストジャパンのD51用です。


天賞堂ではエバグリの在庫状況をチェック、珊瑚では蒸気機関車の角度の一節に「キャブ機関士側前面窓に
張り出しを設けて旋回窓とした」とあり、その旋回窓のキットを買いに行ったのですが生憎在庫切れとのこと。

仕方なく、帰宅後真鍮板を使用して張り出しを設けました。前面には頑張って4Φの穴を開けましたが、
仕上がりイマイチです。上から鈴木工房さんのロストの旋回窓でも張ることにします。


正面方向から。
写真では副灯用の電管が煙室扉脇から給水温め器カバーの脇を通ってますが省略しそうです。
カバー前面にはリベットを埋め込みましたが、上部板は省略っぽいです。


珊瑚ではN澤さんとお話が出来ました。
珊瑚新製品C61キットの組見本をお持ちでした。

説明していただきましたが、ランボードの凸部分がロストパーツで角も出てるし、組易そうです。
私は予約してあるので、発売が楽しみです。

棚にはアダチベースですが、N澤さんが組み立てた九州時代のC6112が展示されてました。
TMSは729号ですね。
デフが付きました。冷却管も(2012/09/09)

今回はC61との対比が楽しみでデフを早々に取り付けました。
デフステーは0.3mm厚の0.7mm幅帯板へ変更してます。
ナンバーを前面だけ貼り付け、ゆうづるのヘッドマークを掲げてみました。
ゆうづるはシャレですが、本来の牽引機の到着を待ってます。

スノウブロウは軟弱にも金工さん製へ変更してしまいました。やっぱり立派です。


完成すれば相棒を組む予定のC61とツーショットです。
ここでは、はつかりのヘッドマークです。
同じような機関車ですが、C60の方が「押し出し」が強く感じられて迫力を感じます。
旋回窓は鈴木工房さんのパーツを貼り付けました。
こちらは、正しいかも知れないはつかりのヘッドマークを装着してみました。


非公式側はこんな感じです。
シリンダーブロックは一通りパーツを取り付けました。
手で押して転がすと「引っかかる」所があります。もしかすると動輪の位相かな?
テンダーは乗せてあるだけです。ドローバー非装着で未連結です。
テンダーには石炭を乗せました。例によってプラ板で土台を作り、その上に盛り上げてます。
今週の作業を日毎に(2012/09/14)

実は10年ぶりにPCを更新します。ので、ホームページビルダーも新しくする必要がありそうです。
今の環境が引き継がれるか心配ではあります。
今夜入れ替えますので今のうちに更新しようと思いました。

月曜日は帰宅後ここまで作業しました。
清缶剤送入装置の「チリコシ」?とそれが給水ポンプと繋がるところ。


火曜はサッカーの試合をTV観戦でしたので、作業無しです。
水曜はここまで進みました。
火格子揺シリンダー(珊瑚製)は水平についてましたのでアングルでステーを作って床板に半田付け。
次は二子三方コックです。こちらはアダチ製。
給水ポンプチリコシまで作業しました。


今日金曜日は
前方へ伸びている蒸気管(暖房管)を付けました。
非公式側はこれで終了とします。発電機の排気管は途中で脱落しました。
これで3回目かな?半田が厚ぼったくなってます。キャブ椅子は鈴木工房製です。
横からの眺めがカッコいい。
公式側もパイピングしました(2012/09/20)

もう少しで完成?のハズ無いですが・・・。
線の折り曲げが急すぎてやり直しました。ドローバーは何とか長さが足りたようですが、走行テストを
しないとなんとも言えません。
ドロ溜めは所定の位置よりも穴一個分上に逃げてます。

あぁ〜、走行テストが2両分待ってます。
生地完成です。(2012/09/23)

バルブギア類を付けて軽く転がるのを確認したら、一気に生地完成まで行きました。
走行テスト⇒塗装と一気に片付けたいところです。2両もあるのでどうでしょうか?


動輪のブレーキ引き棒、汽笛の引き棒、引き棒受け、非公式側スノウブロウ装着時の小さいデッキステップ。
シールドビーム予備灯の電装管を煙室と給水温め器カバーに這わせました。
黒くなりました。  金曜夜から土曜の朝で塗装しました。(2012/10/07)
湿度が高かったようで、かぶり気味です。残念です。

塗装後24時間経過したので、テンダーと下回りのみ再組み立てしました。
本体はこの後組み立てます。
モーターはIMONの1616Sで、右上に見える小さな黒い箱は照明用配線の継ぎ手です。


C61と重連の雰囲気を狙って撮りました。
平底テンダーは大きくて立派に見えます。


カプラー高さ、バッチリです。


上回りは塗りっぱなしです。
紙を丸めた物をボイラー内に突っ込んで、割り箸で支えて裏表一気に塗装
できます。時短になります。
上回りも完成しました。(2012/10/08)
今日は朝から上回りを再組み立てして、完成です。
C60は850Rで運行予定です当鉄道の850Rは鬼門が2箇所ございます。
先のC61と共に快調に周回できて「うれしかった」です。

ヘッドライトとキャブ灯はLEDで点灯化しました。うっすらとキャブの明かりが・・・。
ウエザリングしてないですが、トップガードのトーンが落ちてきて良い感じに成りつつあります。


今回のC59⇒C60への改造を含んだ組み立て、面白かったです。
走行もそこそこ上手く行ったので、「面白かった」感を味わえたのかも知れません。
補助除煙板、テンダーを自作したこと等もありそうです。


相棒を組むC61とツーショットです。シールドビームのレンズ紛失してます。
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