珊瑚製キットZ仕様、C6244号機にトライします。

32号機の完成後。
珊瑚のC62Z仕様にトライです(2009/6/7) 腕試しに先ずはテンダーから組み立て開始です。

2号機の相棒は44号機にしようと思ってましたが、珊瑚のZ仕様を衝動買いしてしまったので、こちらを組むことに。
先ずはテンダーからです。

前後妻板のチリが合わずに結構苦労しました。特に後妻板は隙間が開きます。
これは真鍮棒をハンダ付けして間を塞ぎました。
また、テンダーの中バリも前から見て平行四辺形でしたので、修正しました。
説明書には上級者用と書いてあり、ほとんど何も書いてないに等しい簡素な説明書です。
こんな修正も上級者用の範囲なのでしょうか??チリが合わないのはC57四次型もそうでした。
私が船底テンダーと相性が悪いのでしょうか?
今、前作のクロスヘッドの2号機のテンダーの裏を見ていますが、我ながら良く作ったな!と感心してます。

始まったばかりで、先は長いです。
C6244テンダーの途中経過です(2009/6/21) 引き続きテンダー工作。

今週は台車を組み、連結面のパーツを取り付けました。
ALL珊瑚キットパーツで済まそうかと思ってましたが、すでにブレーキシリンダー(エコー)、ATS車上子(鈴木工房)、台車の端梁(アダチ)と他社製パーツを使用してしまいました。
最前部の端梁は機関車連結の障害となりますが、無いと間抜けなので付けてます。

テンダー台車はスパイクモデル製と同じような形態と大きさです。
ニワや天賞堂の台車は若干小ぶりに出来てます。どちらが正しいのでしょう??

下の写真はATSへの配線途中です。
いつも通り、真ん中からU字に曲げた0.5Φ線を使用して曲げています。
テンダーが少し進みました(2009/7/8)


テンダー上蓋?を組みました。
その他は進んでません。重油タンクからの配管は前作2号機より凝ってみました。

取説によると、この上蓋は半田付けするように指示されてましたが、将来の拡張??に備えて脱着式にしました。

脱着式への改造は支え板を上蓋にハンダ付けしました。
テンダー本体底板と支えの底板の大穴に板切れを半田付けし、そこに1.4mmのタップを立ててビス留めにしました。
これで上板の脱着が可能になりました。

いよいよフィニッシュへ?
煙室扉の組み立て(2009/7/12) 一休み

テンダー組み立ての意欲が湧かず、煙室扉へ灯火類を取り付けてお茶を濁しました。
テンダーが増炭囲いを残してほぼ完成です。(2009/7/20)
テンダー完成へ。

三連休の成果でしょう、結構進みました。
テンダーがほぼ完成しました。

不足パーツが多いキットですね。
前灯のレンズ、シールドビームのレンズ、後部前灯のレンズが同封されてません。

また、カバー付きの後部前灯の取り付け座??も入っていませんでした。
仕方ないので1mm×3mmのアングルで作りました。
余勢で主台枠の組み立てへ進みました(2009/7/20)
主台枠へ進みます。

主台枠後部はあまり判らずに組みました。
後で分解、再組み立ての可能性もあります。

シリンダーブロックは主台枠の上で組み立てています。
前後板とシリンダーメンバーを主台枠の上で組み立て。
次に左右のシリンダーカバーを半田付けします。
最近は表から半田付けしてます。

その後、スライドバーやらのパーツをこれも表からハンダ付け。スライドバー下の安全弁は後からパーツを取り付けます。

下の写真がその完成した姿。

スライドバー下の安全弁とドレーンコックはこれからです。

シリンダーブロックのテーパーは2段で絶妙な感じです。
非常に好ましいです。
フレーム廻りの作業です(2009/7/26)

今週はブレーキシュー、ブレーキロッド、先台車、従台車と進みました。

やり直しが多くて時間が掛かってます。
ブレーキロッドの保持・・・心向棒を忘れて、ど真ん中に保持金具を付けてしまい、やり直し・・・。その際、熱が廻って砂撒き管が外れました。

工作自体は今の所、本線上でショートしてないので上手く行ってるようです。

心向棒方式の先台車は先輪が当たってショートする危険性が減りますが、その分機関車後端のフレが大きくなります。
案の定、従台車が大きくフレて従輪がフレームに大当たりでした。
後部の飾りフレームを外して、車輪の逃げが上手く従輪を避けるように上にあげました。
ボイラーを着手しました。(2009/8/9)

ドーム他ボイラーへ

下回りに固定した写真です。
ボイラーがものすごく太く巨大に感じます。

本来は動輪を塗装して、ロッド類を装着して走行テストですが、天気が悪くボイラーへ行きました。
暑いのでコテを握るのも鬱陶しいですが・・・。

最大の難関は、ドーム下の「砂撒き管受け」でした。
通常のキットはエッチングで表現されてる場合が多いと思いますが、このキットはおよそ1.5mm角のパーツを6個、ボイラーへ貼り付けます。

考えた末、砂撒き管をボイラーへ生やしてから、その中に入れて半田付けしました。
何とか成功です。

煙室扉は一応開閉式に。

シリンダーブロックの絞込みがお判りいただけると思います。

次は空気作用管なので、その前に回転式火の粉止めの作用管を付けて作業終了となりました。
先週の成果です(2009/8/17)

予定では空気作用管のハズが・・・。
その前にやることが判明しました。
作用管が通る穴あけでした(キャブ前妻板)

ついでにボイラーステップ類を作業したので、公式側キャブ妻板の作用管が通る穴を付けるのに回り道しました。

キャブ前妻板と床板の位置決めのためにキャブ全体を組んだようなものです。
屋根の雨トイは1.2mm棒を断面を半月状にヤスッて付けてみましたが、チョット太すぎ?
キャブの固定は、キットオリジナルの後妻板ビス止めを生かしてあります。
床板の形状は珊瑚さん手抜きですね。
古いC57の密閉キャブでさえキチンとしていたのに・・・。でも修正無しで組みました。

バックプレートも位置決めに必要なので組み立てました。仮止めしてあります。

このキットは欠品が多く困ります(固有の問題でしたら良いのですが・・・)あとで珊瑚さんに請求するパーツは・・・、灯火類のレンズが3点(主灯、シールドビーム、テンダー主灯)、キャブの吊り管です。

次はいよいよ作用管ですが、気が重い。
今週は作用管を取り付けました(2009/8/23)
作用管です。

いつもワンパターンですと芸が無いので、初めて元栓へ上げてみました。

元栓は取り付け穴を貫通させました。

公式側ははじめ、穴を貫通させなかったので相当失敗しました。再度穴を貫通させてなんとか形に。後から作業した非公式側は結構まともに出来ました。

一番前の元栓に分岐する部分は0.8mm幅×0.3mm厚
の洋白帯板の中央に穴を開け、そこに作用管を挟んで分岐を表現しました。

これで次回作以降は「作用管を元栓に上げるようになるんだろうな」と思うと結構気が重いですね。

ランボードを付ける準備として、非公式側のパイピングをしてみました。
パイピングの位置決めのため、給水ポンプを取り付けてます。
ランボード取り付けへ向けての工作。
今週はランボードをまたぐ配管です。(2009/8/30)

あまり進んではいないですが・・・ランボードをまたぐ配管を作業しました。

ランボードは悩んだ末(相当時間係りました)リベットを少し表現することに。
写真では判りにくいですが、リベットを少し打ちました。ランボード上には配管支えのようなものを取り付けました。
これは0.7mm幅×0.3mm厚真鍮板で表現しました。0.4Φの真鍮線でここにもリベットを表現。

この一連の作業で0.4Φ、0.5Φドリル歯を手持ち全部(合計6本)折ってしまったので今日は店じまいです。
今週はランボードを固定するための作業でした。
(2009/9/6)

月曜日、東京は台風でした。
台風なので夜は早く帰宅しそうです。でも昨夜大量にドリル歯を折ってしまいました。
なので夜の暇つぶし用に秋葉原でドリル歯を購入しました。もちろんスーツ姿ですが徒歩ですのでびしょ濡れです。

新しい歯は切れ味鋭く作業が進みますネ!
公式側ランボードに本来はステイ用の穴(リベット表現)を少し開けました。
非公式側も同様に作業しました。
今回はリベットの背が高めに残るようにしました。
写真では判りませんね。

発電機廻りのパイピング他を終了させて今日、日曜日ランボードを固定しました。

また、今回は他社製のロストパーツを2点使用しました。
1)発電機からの配管用に配管支え
2)反射板ハンドル
です。


44号機の数少ない写真を見ていたら、
コンプレッサーから立ち上がってキャブへ向かう蒸気管って
ハンドレールの上を通ってるのですね!
知らなかった・・・、下を通すように配管してしまいました。
後の祭りです。

フロントデッキは仮止め状態ですが、問題ないようなので数箇所半田で仮止めしてから組むことにします。
だいぶ機関車らしくなってきました。
フロントデッキ廻り。 今朝までの作業です(2009/9/19)

更新が一週間空いてしまいました。
フロントデッキの組み立てですが、三方向用の電管継ぎ手の貫通に何個か失敗して、時間ばかり掛かりました。

先週一週間で非公式側、今週は金、土で公式側を組み立てました。

給水温め機カバーはキッチリあわなかったので、一度分解してやり直しました。
シンダ除けはエッチングでボルトが表現されてましたので、真鍮線を植え込んでりべットを表現しました。
この部分はビス止めになります(脱着式)

44号機は電管がハンドレールを利用してるのでしょうか?
写真では見当たりませんでした。
それで、ハンドレールに3方向の電管継ぎ手を差し込んで前灯用の配管をボイラーに巻き付けました。

今後はフロントデッキをランボードに固定して、その後ランボード下のパイピングになると思います。
ランボード下のパーツ取付けです。 土日の成果です。(2009/9/21)

今日は特に何もしてません。
土日の成果です。

エアタンク廻りとスノウプロウを工作。
スノウプロウのステーは、同じ珊瑚製ですが異なるパーツを付けた為高さと奥行きが合わなくなりました。
そこで、一箇所切断。アングルを使用して高さ調整と奥行きを調整しました。

ここまで来ると、早くデフを取り付けたくなります。
デフ&キャブ取り付けで機関車らしく。 今週はキャブの整備とデフ取り付けです(2009/9/27)

キャブを完成させ、キャブとデフを付けました。

どちらも水平や垂直、平行をなるべく出す・・・この作業は何度やっても緊張します。
キャブは製品の後妻板ビス止めを利用してキャブ全体はビス止めです。
今回デフステーはボイラーとの接合を0.4Φ線でピンを打って留めてみました。

この珊瑚キットのランボード部分の組み立て幅は37mmあります。クロスヘッド製が35mmですので、相当幅が広いです。
逆に高さが低いので、迫力あります。

両雄並び立たずでしょうか。

そろそろ走行チェックしないといけませんね。
走行調整へ向けて。 車輪を塗装し、バルブギヤ類を組みました&走行テスト(2009/10/04)

雨の予報の土曜日朝、目が覚めたらどピーカンでした。
ならばと車輪の塗装を行いました。マスキング等に時間が掛かりますが、朝8時には塗装終了。朝駆けです。

そのままバルブギア類を組み立てました。
シリンダーブロックを組んだときにある程度は調整済みでしたので比較的楽に組めました。

ドローバーを付けて、モーター付近を組んで走行テストに入りました。

機関車本体のみでは機関車に押させて無火回送テストを行ってます。
そのときはそんなに問題ありませんでしたが、テンダーを繋ぐとショートのオンパレードです。
イヤになりました。がそこは気合を入れて頑張ります。

本線上を走行させてショートしてそうな箇所を一個一個潰していきます。用具はマスキングテープです。

反時計回り時は、
先ずはお決まりのシリンダー尻棒と先輪です。
どうもテンダーの石炭取り出し口とキャブ、ドローバーと機関車本体の後端梁が接触してるようです。
そこはマスキングテープを張って様子を見ました。
よく見るとさらに従台車の後の車輪から火花が出てます。
公式側の車輪が押さえのフレームに接触しているようでしたので車軸に輪にした真鍮線を挟んでフレームに接触しないようにします。

時計回りでは
どうも従輪がフレームに当たってるようでした。
めがね橋のようにカーブしてる飾りフレームの車輪の逃げを大きくして解決しました。

ドローバーはテンダー台車に端梁をつけたので脱着が困難でした。
TMS等でよく見かける方式・・・テンダーに固定する方式を試しました。
結果は上々で、連結がものすごく楽になりました。

作業としては、テンダーのドローバー用のピンを外し、段付きビスで短いスプリングを介してネジ止めするだけです。
そのままでは、キャブとテンダーの石炭取り出し口が干渉しました(ショート)。
ドローバーを長くするか迷いましたが、テンダーの石炭取り出し口を少しカットして逃げました。

ドローバー自体も機関車の後部端梁に当たるので(カーブ時)カーブでドローバーが振れる分機関車の後部端梁をカットして逃げました。
※写真二枚目。

一連の作業でようやく時計回りは問題なく、半時計回りは一箇所残すのみで周回できます。

上の写真は790Rに置いた機関車とキャブの位相です。
相当キャブが振られてますね・・・。

補記

キャブ下の本来のドローバー保持用の段付きビスですがそのまま使ってます。
ただし、ドライバーで廻す部分をビス本体と同じ太さに削りました。

今日は何度「プラ製の先輪と従輪が欲しい!」と思ったことでしょう(笑)

本線上を周回できた時は思わずガッツポーズでした。
キャブ下のパイピング 非公式側キャブ下のパイピング行いました(2009/10/18)

2週間ほど酒のつまみで眺めるばかりで作業進まずにいました。

ようやく昨夜非公式側のパイピングを行いました。

チリコシは30分ほど手でドリルを廻して貫通させてあります。最初0.6Φ⇒仕上げに0.8Φと穴を拡大させました。

公式側の目処は立ってません。
生地完成へ。 未塗装ですが昨夜完成しました。(2009/11/01)

昨日は公式側キャブ下パイピング、汽笛引き受け棒、テンダー増炭囲いを取り付けて完成としました。

「未だ出来ないの?」「いつ完成ですか?」との声に押されて昨日重い腰が上がりました。

間違え等いっぱいありますが、満足な仕上がりです。

昨夜はこの44号機を肴にビールで乾杯!
相当飲みました。

寒くならないうちに塗装ですね。

もたもたしてると年が明けそうです。
追加工しました(2009/12/27)

世論に?背中を押されて追加工しました。

テンダー重油タンクの手すりですが、ロスト一体で浮き出ていたのを削りました。
最初はヤスリでしこしこ削ってましたが、さっぱり進まないので途中からモーターツールに持ち替えです。
0.4Φ真鍮線で手すりを付けました。

ついでに密閉キャブドアの手すりを付けました。

これだけの作業ですが、2ヶ月間放置状態で・・・年内塗装は夢と消えました。
新しいカメラで撮影(2010/2/21)

ようやく撮影のコツがつかめました。

野ざらし状態なので相当汚れてます。
ようやく塗装。一部黒染め。 塗装をしました(2010/5/23)

約半年、放置状態で埃を被ってました。

初夏を思わせる陽気と(22日土曜日)天気が悪い来週の週間天気予報を見ていたら「梅雨」になってしまう!と慌てて塗装しました。

よく考えたら、組み立て開始からもうすぐ1年になるんですね!

上の2枚の写真、機関車本体と下回りは普通に塗装したものです。

テンダー本体、キャブ、煙室部分は黒染めによる処理です。
が、半田が残ってる部分は染まらずに、結局は上から軽く塗装しになりました。
一番醜かったのがキャブの黒染でした。
薄く延ばしたハンダの痕が染まらないので汚らしかったです。

煙室部分は良い感じに染まりましたが、残念です。

黒染め中に脱落したパーツは、煙室扉のヒンジが片方。
テンダーの後部ステップ片方、増炭庫囲い片方でした。
なので、機関車本体は黒染を止めました。

機関車本体のマスキング部分は剥がしました。
少しずつですが再組み立てします。
完成まで。 組み立てました(2010/5/30)

半年放置後、先週ようやく塗装して今週組み立てました。

今回は上回りも黒染めにトライしましたが、キャブが思うように染まらずに、上から塗装してます。

煙室部分はきれいに染まったので残念です。
今回の記念にスノウプロウだけは黒染めで残してあります。

黒染めはハンダを残してはダメなようです。きれいにキサゲして初めて生きる感じでした。

今日は各部に色挿し後、組み立てました。
例によってヘッドライトは1.5V球に拠る点灯です。

個人的にですが・・・バンザーイ!です。
フロントデッキ付近やデフにはウエザリングブラックを刷り込みました。
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