カツミの古いC12キットを組み立てます。 

完成後の姿です。
先ずは下回りから
始めました。
(2013/08/04)
オークションで入手後、相当熟成させましたが、キットを組み始めました。

フレームを組んで、先輪と従輪はアダチのスポークへ替えました。
430R通過を目指してますが、どうなる事でしょう?


ボイラーです。
煙室ドアハンドルは削って、ロストパーツを付けてます。
背の高い削りだしのハンドレールノブは珊瑚のロストパーツへ変更です。繊細さが出せると良いのですが・・・。

煙突、サンドドームの裾は削ってます。リベット表現の真鍮線打ちました。
ナンバーはダルマヤさんの形式入りです。特定番号機ではありません。
ムサシノモデルさんのC1249号機を参考にしたいと思ってます。

サンドドームにはエコーモデルの「蓋」ニワの砂撒き管元栓、吊り管を取り付けました。
骨格が組みあがり
ました。
(2013/8/12)
スチームドームの裾を削って、取り付けました。
その前に、スチームドーム直下にボイラーバンドを1本追加しました。

キャブ前妻板は、ボイラーに付けたほうが作業しやすいので、(個人的な嗜好です)
水タンクの上部と切り離しました。
キャブ側板と一体の水タンク本体も切り離してしまったので、全体の構成方法が判らなくなりました。

水タンクから炭庫へ伸びる下板?を床板のように考えて構成することに。
2本の下板は後部をフレームへ半田付けして床板のような扱いに。
前方は角線と帯板で繋げました。

結局、水タンク中央部とキャブ中央付近にアングルを付けて、合計5本のビスで組み上げる事になりました。
下の写真がバラした状態です。


ビスで組むとご覧のようになりました。
これで一安心です。
昨日、日曜日に、ここまで出来たので、日曜は夜通し祝杯を挙げました。今日は1日眠かったです。

エアータンクは細い気がします。接続部分にパイプを噛ませて従輪ギリギリの位置にしてみました。
炭庫後部の継ぎ目が目立ちます。
何かしないといけません。真鍮線を半田付けして、削り取る??

ボイラーの
パイピングです。
(2013/8/18)
ボイラー単体で出来る作業がほぼ終わりました。(2013/8/18)

空気作用管はカツミの取説の24号機を参考にしましたが、
解釈を間違えて、2系統になってしまいました。
結論から言うと終端が2つに別れているだけで、途中は4本一緒のようでした。
砂撒き管元栓へ上がってる2本だけで終わりにする手もありましたが、2本を平行に走らせました。


作用管の次は砂撒き管です。
平行っぽいですが、末広がりにしました。
1本を曲げて表現しました。
非公式側のブロア管を取り付け後、発電機廻りに取り掛かりました。
参考にしたのはムサシノモデルの49号機です。
こうなると、もう「ごった煮」になっています。
最後はフロントへ伸びる電装管を、線径のメリハリを出すため0.3φ線で付けました。


次は、ランボード水タンク部分と組み合わせて、さらにパイピング進めます。
ランボードと合体
させて、続きです。
ボイラーとランボード、水タンク部分を合体させました。(2013/8/25)

続きを作業しました。
ボイラーと、ランボード、水タンク部分を半田付けするに当たって、邪魔な動輪等を
一旦外しました。これは先になりますが塗装します。

公式側にはパーツを付けました。オイルポンプ箱、シリンダー点検蓋等です。
水タンクのハッチやら、キャブの前庇、側庇、雨樋等も取り付けました。
フロントデッキには0.4φ線でリベットを植え込んでます。
ランボードのリベットはドリルを2本折り込んでしまったので、玉砕しました。


非公式側も進んでます。
パイピング色々です。電装管は未処理ですが、線径のメリハリを出すために、0.3φ線使用しました。
コンプレッサー廻りはチリコシやら補助オイルポンプやら、パーツ取り付けの余地があります。
機関車後部も前灯や標識灯を付けました。標識灯は参考写真では無かったですが、
大穴が開いていたので、エコーモデルの埋め込み型を付けました。径はギリちょんでした。


上からの俯瞰です。
キャブ雨トイは0.8線を半丸に削ったものです。
ずいぶん「らしく」なったので、酒の肴になってます。
ボイラーのパイピング
続きます。    
牛歩ですが、パイピング続きます。(2013/9/1)

今週はフロントデッキ部分を主体に作業しました。
キットの説明書では「先台車バネカバー」ですが、給水温め器カバーの
ような物に板を1枚貼り付けました。
その板に点検蓋を付けて、その周辺にリベットを植え込みました。

非公式側のランボードには、補助のオイルポンプ、点検窓追加、
電装管をデッキ部分まで処理しました。
結構ガンバってリベット表現してますが、代償としてドリルがよく折れます(涙)


炭庫側にも点検蓋設けました。
電装系のパイピングまで進む予定でしたが、アルコールが入ってしまって断念してます。
動輪を塗装し、見栄えが良くなりました。ボイラーの組立てを続けてます。(2013/9/15)

後部のエンドビームを薄板で作り、元々のエンドビームへ半田付けしました。
エンドビームにはリベット表現しました。途中の模様です。
2回に分けて真鍮線を埋めました。


後部エンドビームが仕上がったシーンです。
暖房管はエコーのパーツです。真鍮パイプで暖房ホースと繋ぎました。
カプラーポケットはアダチのパーツで、使わなかった物を利用しました。
0.5φの穴を貫通させて、KD58のシャンクにも穴を貫通させて、真鍮線で
首を振れるように留めてます。


ハシゴを付けて、ほぼ完成とした炭庫後部です。
キット付属のハシゴは上部をひねりましたが、あまり目立ちません。
電装管は0.3φ線で仕上げてます。


後部に暖房ホースを付けましたので、前部にも付けようかと。
同じく、エコーモデルの暖房管と0.7φの真鍮線をパイプで繋ぎました。


前部のエンドビームはフォムラスのC57用です。オークションで入手しました。
幅が狭いので、好都合かと思いましたが、それでも左右で1mm程削ってます。
排障器は台車マウントにしようと思いましたが、前部のエンドビームと干渉したり、
低い位置にするとカッコ悪かったので、エンドビームへ半田付けしました。
フロントカプラーはカプラーポケットの位置が低くて低所取り付けタイプのKD41に
しました。ホントはKD58の大きさにしたかったのですが、58のシリーズは取り付け位置の高低に
対応する物がないので諦めました。
握り棒は金岡工房のロストパーツです。
ボイラーを跨ぐハシゴはキットのパーツですが、頂点の踏み板は切り落として
アダチのキット付属の網目板をはめ込みました。
明日はキャブ周辺を仕上げて、下回りへ移れるようにしたいとは思いますが・・・。

上回りの組立て、進みました。(2013/09/23)

流石に三連休×2週連続で、進みました。
先週の三連休最終日にキャブの手すりを取り付け。エコーモデルの密閉キャブ手すり座を使用したので
工程がかさんで時間掛かりました。
シリンダーブロックにパーツを取り付け後、非公式側を先に作業しました。
シリンダー安全弁はエコーモデルのパーツです。

コンプレッサーのチリコシをランボード下に付けました。
4段の冷却管?は自作です。取り付け位置が前に寄ってしまいました。
キャブのステップはキットのパーツですが、エアタンクに合わせて裏を欠き取りました。
ドロダメはニワのパーツです。取り付けは、スペースがなくて外側になりました。
エアタンクはハンダで固定しました。


公式側のハイライトは速度検出ロッド廻りですが、並行とか垂直を見ると出来はイマイチです。
位置も第3動輪に上手く被りませんでした。ズレました。

上回りは残すところ僅かになり、酒の肴になってます。
タンク機は片手で持てるので、愛でるには格好の対象で酒量が増えます。(笑)

動力関係は悩み中です。加工は依頼するしかないので、どうしたものかと。
それ次第ですが、バックプレートとか、石炭取り出し口の組み立てをしようかと考えてます。
間延びしてしまった速度計測ロッドを一旦ばらして再度組みました。(2013/9/25)
上の写真と較べていかがでしょうか?
少しは「締まった」かと。
上回りと言うか、走行に係わるもの以外終了しました。(2013/9/29)

キャブの吊り管は1箇所タイプで、エコーのパーツです。
キャブの屋根に支えを設けて、発電機の排気管を取り付けました。
汽笛引き棒を取り付け、支えは金岡工房製です。
パイピングに帯板で作った「輪」を入れて、上回りが終了しました。



ブレーキシューはキットのプラ製ですが、実機とは形が違うようです。
どうしたものかと。
一個欠品でしたので、アダチのD型機用を流用。外見はほぼ同じですが
支えが長いので、動輪の外へ飛び出しましたので、第3動輪に使用しました。
ブレーキ引き棒は手持ちのパーツから簡単に作りました。


炭庫側から俯瞰で見ると機関車内部は「スカスカ」です。
下回りは相当時間が掛かりそうな予感です。
お問い合わせをいただいたので、上回りをバラした構成を撮りました。(2013/9/30)

水タンクから炭庫まで伸びる下板はフレームへ半田付けしてます。
これでキャブ下のパイピングが楽になります。連通管は2φのパーツで、下板の取り付け穴は
2.4φの穴が開いてます。外径2.4φ、内径2.0φのパイプを輪切りにして固定しました。
モーターは写真のイメージ(IMON1616S)ですが、もう10mm前進させられればバックプレートが
装着できそうで、思案中です。


ブレーキシューはキットのプラ製です。途中の作用ロッド?で押さえるようにビス止めしたら
結構しっかり装着できてビックリしました。
ブレーキロッドは0.5φの燐青銅線で簡単に作ってあります。
砂撒き管は第2動輪を囲むタイプにしたので、写真のような感じにしてます。(0.5φ真鍮線)
エアタンクはビス止めしてから最後は半田付けしてます。
途中に高さ2mmに切ったパイプを噛まして高さ調整しました。丁度従輪のフランジがエアタンクに
被るイメージで決めました。ドロダメはニワのパーツです。
ビスをエコーモデルのビスに替えただけで、キットの「古臭さ」が無くなります。


ボイラー本体はキャブと水タンク部分を切り離してしまいました。
キャブ前妻板から出てる線材はバックプレートが付くまでこのままです。
水タンクおよびキャブの側板にはアングルを取り付けて、タップを切ってます。
このアングルにビス止めで、下回りと上回りが合体されます。
キャブのステップはエアタンクのカーブに合わせて裏を曲線状に欠き取ってます。
バルブギヤ廻りを
組みました。
 
バルブギヤ廻りを組み、外観は生地完成になりました。(2013/10/6)

今週末はC61を塗装しようと思ってましたが、天候に恵まれずに断念です。
その代わりにC12のバルブギヤ廻りを組みました。

上回りとのバランス?を考えて、合併テコとリターンクランクは別のパーツを使いました。
合併テコは金岡工房製、リターンクランクは珊瑚模型店製です。

「カシメる」とは無縁の模型組立てを行ってますので、今回もカシメませんでした。
合併テコは元のユニオンリンクやラジアスロッドに薄切りにしたパイプを差込み、
0.5φ線を貫通させて止めます。裏から半田付けです。
後から作業した公式側は半田が廻ってしまい、ダマシダマシ動かしながら何とか可動できる様に
なった次第です。

アップにすると質感の違いがバレてしまいます。


この合併テコの下をクロスヘッドが通るので両者大当たり!。最初は1回転も出来ませんでした。
あわててバルブスピンガイドを外側へ広げて(曲げて)クリアランスを確保。
合併テコも裏を若干削りました。←1ヘロ

両側を組むのに土曜日丸1日掛かって、ヘロヘロでした。
合併テコとつなぐ際に使うパイプは少なく見積もっても「5個」は飛ばしました。
その度にやり直しです。←2ヘロ
メインロッドとサイドロッドの間にも輪切りにしたパイプを入れてます。
隙間が大きいのでサイドロッドの浮き上がりを防ぐ目的です。
これが切ったときに歪むのでしょう、中々ロッドピンに挿入出来ず・・・。←3ヘロ

ラジアスロッドが前上がりになるのが気に入らず、モーションプレートの高さを1mm程
上げて、平行感を出しました。
そのため、ランボードの裏を回転ツールを使って削りました。←4ヘロ
まだ削りが足りないような・・・。

ラジアスロッドも途中から「二股」にしようと思ってましたが、ヘロヘロですっかり忘れました。


土曜の夜は祝杯を挙げ過ぎて・・・今日は二日酔い気味なので工作無しで過ごします。
最後にもう1度公式側のショットです。
動力装置が入れば、キャブの内装工事に掛かりたいのですが・・・。


追記です:
スライドバーとクロスヘッドは隙間があり過ぎて、クロスヘッドがぎこちなく動きます。
スライドバーの下辺にあたるところのクロスヘッドに0.2mm厚の帯板を挟んで動きを規制しました。
0.3mm厚ですと、動きが硬くなりましたことをご報告です。
走行テストしてないですが、生地完成です。(2013/10/19)

2週間分の作業をまとめてご報告です。
ギヤボックスはウオームの軸を抜いて、2.4φ(内径1.5φ)のパイプを差し込みました。
カツミのギヤボックスはこれしかないので怖いので、アダチ製で試しました。
両者とも、ほぼ同じ大きさです。ウオームの形状が若干異なります。
モーター軸はパイプの中に通して、緩いのでパイプにタップを立ててビス止めにしました。
手前の軸が抜いたウオーム軸です。
モーター直接での通電テスト(回転テスト)では問題無かったです。


モーター台は珊瑚模型店のパーツを加工しました。
フレームのモーター取り付け穴を利用して止めます。


これで、バックプレートが装着できる余裕が出来ましたので、作りました。
最初は大型機用のバックプレートからパーツを切り出して半田付けしましたが、
途中で形状が違うことに気が付きました。
そこで、ウィストジャパンのバックプレートから、形状が一番近そうなC51用を調達しました。
左、製作途中。右がウィストのc51用です。


C51用の周囲を切って、何とかはめ込みました。
上部の3連の計器は切り取って、ボイラーを延長した部分に移植しました。
余らせていた線を適当に曲げて、纏わりつかせました。
この部分のパイピングは「無し」になりました。


キャブ内の炭庫側は凸状に切り出した真鍮板に、ムシサシノモデルの49号機を参考に
石炭取り出し口やブレーキ装置、ATSの制御箱を貼ってみました。


この他の追加作業は公式側空気分配弁の上方に無火装置のパイピングを
押し込みました。エコーモデルのロスト製の無火装置、軟らかくて難しいパーツでした。


従台車にATSの車上子を付けました。キャブの運転席(椅子)は付け忘れてます。
バックプレートのシルエット、いかがでしょうか?
完成へ向けて  台風一過の中、塗装しました。(2013/10/27)

C12、結構良く走るので、分解後、塗装しました。テスト走行は700Rでした。
24時間経って、今日は窓ガラスを入れました。


キャブはご覧の通りです。
内部をグリーンに塗って、窓ガラスを入れました。
石炭も積みました。まだチョット軟らかかったですが、載せました。
LEDが無かったり、基盤も使い切ってなかったりしてます。
パーツを入手して、来週末には完成!となれば嬉しいです。
C12組上がりました。(2013/11/1)

昨日、組みあがりました。昨日は祝杯を挙げてました。

ナンバーは60号機ですが、特定ナンバー機では無いです。
60号機は汽車会社製ですので、製造銘板を付けました。

今日は本線上を走行させました。
音が大きいです。低電圧から走行しだすので、前後の主灯、キャブ灯はLEDですが、
点灯させようとすると相当スピードが出てしまいます。困った・・・。



エアタンクとキャブステップの嵌りがきついので、二度と分解したくないのですが・・・。
一先ず完成!と言うことで。


 
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