所属LOCOを型式別に並べます。
他線へ転籍しましたが過去の作例です⇒   C5553 C6113  C6218  C6244 
C12型:軸配置1C1過熱式タンク式蒸気機関車
軸重制限のある簡易線規格路線用の小型軽量な機関車として設計された。
1932年(昭和7年)から1940年(昭和15年)まで、および1947年(昭和22年)に282両が製造されている。

模型は1970年代に発売されたカツミ模型店のキットを2000年代に入手した物。
入手後、自宅で10年近く熟成させるも、2013年8月から組立て開始し、2013年11月完成。
特定番機では無く、ダルマヤの形式入りナンバーからNo.60を選択。製作記はこちらです。
C54型:軸配置2C1:パシフィック
実物は、丙線で運用可能なC51形の後継・派生機種が新製投入されるこになり、
汽車製造・川崎車輛の2社により、1931年(昭和6年)に17両が製造された。
しかし、板式缶胴受や主台枠の強度不足による亀裂が頻発したようで、
早々に廃車となるものや、事故による大破で11両が除籍される。
晩年は残った6両が浜田機関区に転出して山陰本線西部地区で使用されたが、
昭和38年10月に全車廃車、形式消滅してしまった。
日本の機関車としては初めて除煙板(デフ)を新製当初から装備した。

模型は古い宮沢製のコンプリートキット(半完成未塗装キット)がバラバラになった
状態の物を再度構築。特定番機ではなく、1号機のプレートを装着。上回りはほとんどのパーツが再利用できた。
2016年TMSコンペで佳作を受賞した。
製作期間は2016年5月から2016年9月の4か月間で、コンペに間に合った。
C55型:軸配置2C1:パシフィック
C57型:軸配置2C1:パシフィック
1937年(昭和12年)、C5563号機として製造が始められた機関車であるが改良箇所が多く新形式とすることが決定され、
C57形蒸気機関車として誕生をしている。
誕生の経緯からスタイル的にはC55とほぼ同じ。外観的には主動輪がスポーク動輪からボックス動輪となった。
ドーム後方がなだらかな形に、ボイラー前面も丸くなり、美しいと思う。
1947年(昭和22年)までの間に一次から四次型まで201両が量産された。

1号機:川崎車両製造のグループ。昭和12年に水戸機関区に新製配置。その後宇都宮、千葉と関東地方で活躍後、昭和29年に新津へ転属。


模型は珊瑚模型店の一次型キットで、手持ち最後の物。
だるまやの形式入りナンバーを使いたくて選択。35号機とコンビを組ませる目標も。
2021年7月に完成。製作記はこちらです。

11号機:汽車会社製造のグループ。新製配置は小郡で、門司港、福知山と転籍。

模型は珊瑚模型店の一次型キットで、11号機は重油タンクや、「波とカモメ」の装飾デフで有名だが
それ以前の姿を(架空)想定。
煙突の火の粉止めとATSのみ装備した姿へ。
空気作用管はエコーモデルの完成品を購入して装着したが、
取り付け穴を正確に開ける技量が無く歪んで付いてる。
これ以降、作用管は自力で(珊瑚模型店の分売パーツを愛用してる。)
製作期間は2007年3月から2008年3月までの一年間。
2010年6月にデフを金岡工房製に変更、美しくなったと思ってる。製作記はこちらです。


35号機:日立製作所製造のグループ。新製配置は浜松で、関東近郊に長く在籍していた。

模型は珊瑚模型店の三次型キットを利用し、羽越本線酒田所属時代を目指して
2009年9月に完成させた。
製作期間は2007年12月から2009年9月まで、57号機と同時製作でした。
動輪の絶縁不良で長らく休車(不動)であったが、安達製作所の動輪、
フレーム等を使用し2014年3月、670R通過を目標としてリメイク、
全検出場。改造記はこちらです。

珊瑚模型店のC57一次用動輪が入手できたので、フレームごと交換。
準珊瑚仕様へ戻ります。シリンダーブロックは珊瑚模型店のD51用を加工。
2016年12月から作業中。大晦日に塗装、翌2017年元旦に組立、全検出場。

さらに複数のパーツが取れたため、塗装を剥がして2020年8月に最終出場。

57号機:川崎車両製のグループ。新製配置は梅小路で、小樽築港、室蘭、苗穂、岩見沢第一と北海道を転籍。
最後まで残った5両のC57の内の一両。

模型は珊瑚模型店の一次型キットで、35号機と同時組立て。重油タンク取り外し後の姿。
製作期間は2007年12月から2009年9月と2年近くに及ぶが、35号機と同時製作のため。
670R通過を目標として全検に入場。2014年5月、出場しました。改造記はこちらです。

72号機:川崎車両製造のグループ。新製配置は水戸区で館山、千葉辺りに所属。
1955年頃から九州へ転属、1971年に門デフを装着。
最後に門デフを付けた機関車と言われている。

模型は当鉄道にとって2代目の72号機。
宮沢製の完成品の塗装を剥離し、2016年11月から組み立て開始。製作記はこちらです。
初代はKTMキット組改造で、2016年12月、他線に転出。

100号機:日立製作所製造のグループ。新製配備は姫路で宇都宮、高崎辺りに所属していた。
1953年鳥栖へ転属。1966年早岐へ転属後、熊本へ。
鳥栖時代の特急牽引のためのヘッドマーク装着ステーが目立つ。

模型はKTMのキット組だが、他線へ転属。
現在、宮沢のボイラーと動輪を使用し、二代目を組立て中(2021/9/)

112号機:三菱重工業製造のグループ。新製配置は宮原区で比較的早く鳥栖へ転属。
その後は鹿児島、早岐、鹿児島と所属。
門デフとしては低い位置に取り付けられた門デフが特徴。

模型は珊瑚模型店の一次型キットを多少改造して組み立て。
ランボードとボイラーの間隔を空けたり、テンダー台車を見栄えよくなるよう加工した。
2016年TMSコンペで佳作を受賞。
製作期間は2015年9月から2016年5月の8か月間。

117号機:三菱重工業製のグループ。新製配置は糸崎で、熊本、鹿児島、宮崎と九州を転籍。
蒸機牽引最後のお召し列車となった第24回全国植樹祭が宮崎で開かれた際の牽引機を務めたことで有名。

模型は珊瑚模型店の一次型キットで、C57としては最近の作品。
ランボードにリベットを表現してみた。最初から金岡工房製のC55用門デフを装着。
製作期間は2009年11月から2010年6月で7ヶ月ほど。製作記はこちらです。

135号機:三菱重工業製造のグループ。新製配置は高崎で、1952年に渡道し小樽築港へ転属。
1976年からは東京神田の交通博物館で静態保存を公開。私のご近所様となる。
2007年にさいたま市の鉄道博物館へ移設される。

模型は珊瑚模型店のC57一次型から。同じく珊瑚模型店のC55北海道型のパーツを拝借して完成。
2016年TMSコンペで入選を受賞。
製作期間は2015年2月から2015年10月の8か月間。

144号機:二次型。三菱重工業製造のグループ。新製配置は高崎で、富山、室蘭、岩見沢第一と転籍。
北海道型であるが、密閉キャブに改造されなかった。北海道型の切り詰めデフが特徴。岩見沢第一に最後まで残った5両のC57の内の一両。

模型は珊瑚模型店の二次型?キットで、生まれて初めて組立てた蒸気機関車。
製作期間は2005年7月から2006年9月と一年以上かかったがなんとか完成。
その後、宮沢製のデフを入手したので、2007年11月にデフ交換。
今年2014年4月、670R通過を目標としてリメーク、全検出場を果たした。改造記はこちらです。

201号機:四次型、C57のラストナンバーで1947年三菱重工業製造。新製配置は札幌局で小樽築港。
最終は旭川で、1969年10月旭川機関区で廃車。北海道旭川市旧函館本線・神居古潭駅に保存。最初に渡道したC57は四次型の2両。
模型は珊瑚模型店の四次型キットで、プロに製作を依頼。2006年4月に入線。
三次型までのC57とは外見が大きく変わってまるで別物に見える。
所属Locoお気に入りのベスト3には入っていないが、横からのシルエットは大好き。
手元に届いたプロの作品を目の当たりにして始まった休みないキット組立て珍道中が現在も継続中。
C60型:軸配置2C2:ハドソン
国鉄の新製蒸気はC59で終了したので、C60以降の機関車は既存の物を改造して誕生した。C60はC59の従台車を2軸化して誕生。
1953年 - 1955年と1960年・1961年に国鉄浜松工場と郡山工場で47両が改造された。
C59の戦前型 (C59 1 - 100) を改造した39両には1 - 39の番号が、戦後型(C59 101以降)を改造した8両にはC60 101 - 108の番号が与えられている。

7号機:浜松工場にて1954年に改造された。
模型は珊瑚模型店の旧い戦後型キットで、若番を付けたくて平底テンダー本体を自作して戦前型とした。
製作期間は2012年6月から2012年12月まで。機関車としてはバランスよく、美しい1両。C61と重連で、20系客車を牽いて「はくつる」としている。
天賞堂のプラ製スハ44系「はつかり」を予約してしまったので、入手後は「はつかり」のマークを掲げる予定。製作記はこちらです。
C61型:軸配置2C2:ハドソン
1947年(昭和22年)から1949年(昭和24年)にかけて三菱重工業、および、日本車輌製造の手により、計33両が製造された。
所謂D⇒C改造によって生まれた形式。

15号機:1949年三菱重工業製。新製配置は青森。仙台に最後まで在籍。
模型は安達製作所のキットを組んだもの。C60を補機につけて弊鉄道の「はくつる」を牽引させている。
模型では重連で運用すると、ネガな部分が打ち消されることが多く、助かっている。
2014年TMSコンペで佳作を受賞。
製作期間は2011年11月から2012年4月。製作記はこちらです。
C62型:軸配置2C2:ハドソン
国鉄最大の旅客機。1948年から49年にかけてD52からの改造で49両(日立製作所21両、川崎車輛15両、汽車会社13両)が製造される。
C62形はC59形に代わる特別甲線での特急列車・急行列車の牽引を目的に改造された。

2号機:1948年日立製作所で改造された。北海道時代のニセコ牽引を始めとした超有名機。最終配置は小樽築港。
C62の模型は北海道時代を含めて数両組立てたが、自分用には安達製作所のキットで蒸気機関車全盛期のシンプルな外観の
昭和28-29年頃を想定して組立て。谷川製キット組のスハ44系つばめ牽引に充てている。
製作期間は2011年2月から2011年10月の間。製作記はこちらです。

48号機:1949年、汽車会社で改造された。新製は尾久。最終配置は糸崎。昭和44年9月に廃車。
第二先輪をC59前期型用のスポークタイプへ変更してる。これにより、遠方からでも識別できたそう。
模型は珊瑚模型店の汽車会社タイプキットをゆうづる牽引機を目指して組立て。
ゆうづるのヘッドマークを掲げた姿が、私の一番のお気に入り。ちなみにお気に入りNo.2はC5711号機で、No.3はC607号機。
製作は2012年11月から2013年4月まで。670R通過を目指したハドソン。
後に、44号機と32号機の重連が670Rを簡単に通過してビックリ、48号機は苦労したのでガッカリ。製作記はこちらです。
D51型:軸配置1D1:ミカド
1936年2月29日汽車会社で誕生したD5114を皮切りに、ラストは1945年1月5日、D511161が日車で誕生している。約10年間で1115両が製造されている。
初期は通称「なめくじ」と呼ばれるグループで、その内22、23はスーパナメクジと呼ばれ、上のケーシングがキャブまであったが後に標準なめくじ型に改装。
量産形は134〜198、212〜745、748〜845、950〜954。で、最も多い702両。
キャブが230mm延び、給水温メ器を煙突の前に移動した物。

237号機:1938年苗穂工場製。新製配置は函館で、最終配置は小樽築港。
模型は2003年販売の天賞堂製。結婚20周年の記念として贈られた。(この時お互いにプレゼント交換したが「無駄遣い」と判り馬鹿らしくなって、以降中止。)
天賞堂のライトパシやミカドは牽引力不足で、カーブの途中で空転して進めなくなる傾向が…(この年代の製品に限ると嬉しい限り)
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