宮沢のC57を改造します。
◆宮沢のC57、完成品を加工します。

機関車本体から始めます。     
◆次の1両は宮沢のC57を入手したので、塗装を剥がしました。(2016/10/31)
マッハの剥離剤が効きました。
どうするかは、未定です。

きっかけは宮沢のC54が上回りのパーツ(ボイラー、ドーム、キャブ、テンダー等)がほとんど使えて、
思いのほか良かったからです。
このC57はボイラーと動輪以外はそうでもなさそうです。
C57一次型の特徴ある動輪は、この宮沢製と珊瑚製に頼るしかないです。
◆一旦すべてバラし、各社のパーツで再構築始めました。(2016/11/12)

フレーム、先台車、キャブ、ドームはアダチの物。
シリンダーブロックは珊瑚のD51用を加工。
煙突、従台車、モーションプレートは珊瑚のC55用。
煙室のパーツはニワ製です。
キャブの床板は宮沢の物ですが、アダチのキャブに合わせて削りました。
そして、ボイラーへ半田付けしました。


これらのパーツを全部載せると下のようになります。
固定は未だです。
洗口栓はエコーのパーツで、安全弁座は鈴木工房製です。


サイドビューです。
いい機関車になりそうな予感?…。
先のC54が思いのほかいい出来でしたので、今回はC57にトライしてます。
ドームにはエコーモデルの砂箱蓋、砂撒き管元栓、ウィストの加減弁テコ、汽笛です。
何号機にしようか・・・まだ決まってません。
◆キャブの加工をしました。(2016/11/20)
何号機にするか決めかねています。
当たり障りのないところで、キャブの加工です。

前妻を切り取り、逆転棒の穴を拡大。
5連の作用管受けを半田付けしました。
天窓は珊瑚のロスト製です。
窓枠と、窓のヒサシは無かったので帯板や板から加工しました。
キャブ裏裾に見えるアングルで、床板にビス止めになります。


キャブをセットした写真です。
ドアのところで切り離してますが、だいぶうまくなったようです。
◆目標が決まりました。(2016/12/11)
宮沢ベースのC57は、72号機が他線へ転出しましたので、2回目の72号機を目指します。
こちらもD51のシリンダーブロックを加工。モーションプレートはニワの新パーツ?C57一次用です。

シリンダーブロックの組立、モーションプレートの加工、従台車を組み立て式風に加工…。
同じ作業の繰り返しで、疲れます。

◆今回は下回りが先になってます。(2016/12/26)

35号機の下回り復元と一緒に作業してますので、下回りが先になってしまってます。
ロッド類を組みつけました。
珊瑚の古いバルブギャ廻りをベースに、金工さんの合併テコ、アダチの心向棒を組合わせ。

ブレーキシューはアダチのプラ製です。


ブレーキロッドも組みました。
前2個はウィストのロストパーツで、後ろのは金工さんの物です。
金工さんのは13o用が入っていたようで、短いので裏張りしてこちらに使用しました。
◆ドーム廻りの作業です。(2017/1/1)
新しい年です。

35号機が全検出場を果たしたので、こちらに集中できます。
ドームに吊環やら手すりを取り付け、ビス留しました。
作用管座の固定用穴を開けたので、砂撒き管を取り付けました。
◆作用管ほかの取り付けです。(2017/1/8)

いつも通りですが、作業途中の写真です。


作用管終了後、ボイラーのステップを取りつけました。
前部洗口栓直下の作用管受けは裏から大量の半田が回ってしまい、大変な目に遭いました。
半田は半分程度除去できましたが、まだまだです。

煙突は珊瑚のC55用ですが、取り付けボルトの位置をC57タイプへ変更しました。
このボルトの位置ですが、個体差かと思ってましたが、形式差のようです。


発電機も付きました。
ニワの大型発電機にウィストの発電機座です。
排気管はパイプです。

ハンドレールに電装系が通っているので、先にハンドレールを差し込みました。


全体像です。
火室とボイラー缶胴の大きな隙間はアングルとクサビ状に切った板で塞ぎました。
◆ボイラーの作業です。(2017/2/6)

自分の4月以降(本定年)の話とか、親が色々我儘になってきて振り回されたりして
模型に集中できない事も多く、進んでませんが…。

給水ポンプとコンプレッサーを取り付けました。コンプレッサーはコンプ台を介しました。
ランボードを組み立てつつありますが、その前に逆転棒をでっち上げました。


給水ポンプ側です。


ランニングボードは未だ3つですが…。
製品のランボードを下板として使用してます。
◆ランニングボードが付きました。(2017/2/19)

公式側後部のランボードを組み立てて、後部ランニングボードが完成しました。
珊瑚の補助オイル箱にIMONの缶水送入装置です。


前側も完成しました。
珊瑚の冷却管、エコーモデルの点検蓋、金岡工房の蒸気管カバー等。

下板は例によって宮沢の製品を利用してます。


ランニングボードを取り付けました。
ボイラーとの隙間を開けてますので、俯瞰気味のショットです。


非公式側も同様に。


公式側形式写真風に。
ロスト製の冷却管ですが、コンプレッサーとつながる部分が折れてしまいました。
小さいパーツなので、無くさない内にパイピングで保持して半田付けしておきました。
若干段差が…。


デジカメがメモリーカードを読み込めなくなりました。とうとう、CX-2寿命かも。
PCのカードリーダーへ挿して試したら、データ自体の破損は無い模様で安心しました。
カードリーダーは別のPCにしか付けていないので、面倒です。
◆今日はお誕生日なのでマーキング。C57はデッキが付きました。(2017/3/5)

60回目の誕生日です。いわゆる還暦でした。
私事ですが、4月からは継続雇用で別の会社へ出向になります。
変化に耐えられるでしょうか?

3月に入って、有休消化の意味合いもあり休みをいただいてます関係で、進んでます。(笑

前デッキはエコーモデルの網目板を切り出して曲げました。
デッキ傾斜部ステップも同じくエコーモデル製です。

前端梁付近は珊瑚のパーツで構成しました。

給水温め器は安達のパーツです。
カバーっぽいのは切り出しました。


一番厄介だったのは、前デッキの横梁です。
最初は薄い板で切り出しましたが、フニャフニャで使えそうもありません…。

このフニャフニャの板を整形したものをガイドにして、0.4o厚板を2枚貼って切り出しました。
写真は大雑把に切った状態です。


給水温め器にはシンダ除け?を網目板から切り出して張り付けました。
給水温め器にはタップを立ててデッキにビス留です。


前デッキ横梁は太めに切り出して、半田付け後整形しました。
これ以上細くする自信が無かったので、ランニングボード横梁を1o幅の帯板にして逃げました。
白線を入れると映えるかも?です。


冷却管を反対側へ渡してから通風管を取り付けました。
その後、ATS発電機を取り付けました。


ATS発電機のパイピングです。
排気管は0.5φのパイプです。中には0.3φ真鍮線を入れて曲げてます。


ATS発電機取り付け後の公式側を俯瞰しました。


非公式側前方から。
通風管継ぎ手は珊瑚のパーツで、支えはマイクロキャストのパーツです。


公式側前方から。
デフを早めに取付けたくなりますね。
◆デフまで進みました。(2017/3/23)

先ずは、後部の位置決め、高さを確定のためキャブの床板の工作です。
珊瑚のパーツを利用しました。

バックプレートはウィストジャパン製です。


次に、主台枠後部を作りました。
ダミーの主台枠後部は4o幅の板材から、従台車後部と高さを合わせます。


上下を組み合わせるとこんな感じになります。


ついでにキャブも若干パーツを取り付けました。
ヒサシ、加減弁のロッド、信号炎管、暖房の安全弁、タブレットキャッチャー等です。


デフへ進みました。
パーツは金岡工房のC55用です。
製作途中の写真は撮り忘れましたので、取り付け後の姿のみです。

デフ取り付け前には、つかみ棒やら標識灯、デッキステップやらを取り付け。


デフ支えには三角の補強版を入れてます。
デフとランボードの間にも補強らしい線材?が入っているようですが、これは失念。

最後にエアーホースとカプラーを取り付けました。

リンゲルマン濃度計の支えはもっとずーっと後の作業になります。
◆テンダーへ浮気です。   ◆上回りは回避して、テンダーを作業してます。

3/25・26の第二回鉄道模型芸術祭へ間に合せるためにデフ取り付けまで突貫工事で
進んだ反動か、
4月からは定年後に新しい会社へ出向で移った忙しなさか判りませんが、
模型はしばらく手を付けられずに居ました。

新しい会社も二週間が経ちましたので、落ち着いてきたところです。

まぁ、リハビリを兼ねてテンダーへ逃げました。
床板は大まかなところを組んだだけですが、カプラーポケットの位置合わせで
カプラー座を取り付けました。
kadee#37を使用しましたが、ポケットは#5辺りのを使用してます。
台車はニワの製品です。

ドローバーは安達のワンタッチを利用し、テンダー側の受けは土台をプラビスで止める仕様です。


前カプラーはkadee#35ですので、柄の位置が異なります。連結してみると凸凹コンビになります。
kadeeカプラーを手放せないのは、取り付け位置が異なってもフィットするところが素晴らしいところです。


テンダー前面の部分だけですが、組み立てました。


すべてセットした写真です。
テンダー取水締め切りコックはエコーモデルのパーツですが、
床板と隙間ができてしまいましたので、真鍮棒を差し込んで隙間を埋めました。


機関車本体との連結状態です。
テンダーの渡り板ですが、テンダー側が上になってしましましたので、
緩いカーブを付けました。
だいぶ詰められたかと思います。


余談ですが、
実はもう1両宮沢のC57を入手してまして…。

これは珍しい?門デフ仕様の完成品です。
前デッキが初めから無かった状態で購入しましたが、
手前の個体の不要になった前デッキを半田付けしておきました。

シリンダーブロックの位置関係やら前デッキの具合やら、修正点が膨大になってしまうのが
お判りいただけますでしょうか?
デッキステップや先輪もだいぶ違いますね。
◆テンダーの後部へ進みました。(2017/4/24)

解放テコ受けや電装管を取り付けるにあたり、大きい元の穴は一旦埋めました。
再度、0.6φ穴あけです。

エコーモデルの解放テコ受けや電装管の継ぎ手、埋め込み式標識灯等を取り付けました。

テンダー主灯に使うLP42の手持ちが無いのでここまでです。

炭庫仕切りは鈴木工房製です。
72号機は増炭囲いが長いようなので、ロングサイズにしました。


前方からも。
後部炭庫仕切りを付けていないので、間抜けです。
仕切り板の高さを低くしなければいけなくなったので、手が止まりました。
◆テンダーが完成しました。(2017/5/8)

先週、GW中の金曜日ですがエコーモデルを訪問し、足りないパーツを購入。
スタッフの斎藤さんの仲立ちで、社長に紹介いただき、社長とお話ししました。

帰宅後と土曜日に取り付けて、テンダーが完成しました。
足りなかったパーツは後部のLP42とテンダー後部ステップでした。

中間緩衝器は安達のキットのホワイトメタルパーツを使用しようかと思ってましたが
取り付け穴の位置が合わないので、ニワのロストパーツを奢りました。
チョット出っ張り過ぎで、カーブ通過に支障が出そうです。


後部の炭庫仕切り板の背が高くて、その高さを合わせる「気合」不足で
中々進みませんでしたが、パーツがそろったので一気に完成まで持ち込めました。
◆機関車本体へ戻ります。    ◆久しぶりの工作です。(2017/8/14)

G.W.以降ピタッと手が止まりました。
4月からの出向先の業務内容が全く異なり、今までの経験も生きなかったので
ストレスが溜まったのでしょうか?

漸く、工作する気になれました。開き直ったという側面があります。

この連休中の工作はエアータンクまでを目標にしました。
こんな感じで付きました。

エアータンクはアングルを利用して止めました。
公式側ランボード側板を欠き取り(角ヤスリで削り落として)締切りコックの
逃げを表現しました。


カメラが変わったので、試行錯誤で撮りました。
露出を一段開けてます。ピントが甘いような…。


公式側です。写真がなんかシャープさに欠けますね。

修正版をもう一枚。


HPへ貼るために解像度を相当落としているからでしょうか?
試しに小さめのサイズで撮ったらOKになりました。(16M→3Mで撮影→それを640pic前後へ縮小)
◆非公式側のキャブ下パイピングへ進みました。(2017/8/27)

手始めにこんな感じで。
順番を良く考えて…コテ先が入らなくなる失態を避けます。
でも、もうミスってます。先に半田付けしない方が良かったものがあります。
二子三方コックは床板の取り付け精度が甘く、浮いてしまってます。


その上にパイピングを被せて、完成です。
締切りコックはニワ製を貫通させて使用してます。


非公式側全貌です。
◆公式側キャブ下へ進みました。(2017/9/10)

先ずは分配弁廻りのパイピングです。分配弁は珊瑚の物。
組み立てたものを置いてみました。


違う方向から。


取り付けるパーツを事前に組み立てて並べました。
速度計測ロッドの支えはIMON製です。
これは1o角材wp貼り付け足を延ばします。


取り付け順を間違えると大変な目に合うのですが、
機関車側には写真のパーツを位置決めして取り付けました。


最後に珊瑚の泥ダメ、エコーモデルの消煙器を取り付け、
速度計測ロッドを挿して(0.5φリン青銅線)終了です。


公式側全体です。
キャブが残すところとなりました。
◆生地完成としました。(2017/9/18)

昨日は雨で、家の中に籠っていたので捗りました。
主戦場はキャブでしたので、完成後を裏から。
キャブは脱着するので、その際に床板に固定すると邪魔になるイスは
エコーモデル製を渡した板にビス止め。
キャブ灯をLEDで表現するので、屋根の裏には「光」の漏れ止めを半田付けしました。


縦トイは粘る洋白線で曲げました。
支えは天賞堂製のパーツです。(EF58の運転席手すり用とか)
壊れやすいけど、細いです。

キャブ屋根に吊環と、後ろには石炭水撒き機。

カーブ通過に支障があり、機炭間を1o程広げたので余裕ができ
機関車側の中間緩衝器を取り付けました。


俯瞰の様子。
汽笛引き棒を最後に取り付けました。
中間の座は、足を逆側に曲げて丈夫な?鈴木工房製を使いました。


機関車本体全体像です。


公式側です。
走行テストは未だですが、生地完成としました。
今は、手押しでコロコロ転がして遊んでます。
◆完成へ向けて ◆ほぼ、1年近くほったらかしでしたが…C5772完成へ向けて再開です。(2018/6/13)

定年後、出向で、新しい会社での業務で見えないストレス、
親が自立不可になってしまった事(介護までは行ってません)等
こういった趣味は環境や自身の心情に大きく左右される事を痛感しました。

再開の方ですが、
前回、生地完成したとは云えまだまだやることが残っていました。

完成を目指して少しずつ潰して行きました。
背中を押したのは住まいのマンションの大規模修繕ですが…。

6月からはベランダが防水加工と塗装のため「封鎖される」
と聞きまして、あわてて5月中に塗装しました。

先ずはテンダーを完成へ向けて。
台車に集電用のラグと配線を行いました。
塗装前の今のうちに、石炭も搭載しました。
ブラ板で台を作り、上げ底にしてから石炭を撒きます。

次は、ボイラーにウェイトを搭載しました。
宮沢オリジナルでは形状が吊り掛け式には不向きでしたので
アダチのC57用を押し込みました。
ギュウギュウなので固定ビスは不要な感じですが、
穴を穿って木ねじでセルフタッピングで固定するようにしました。

ウェイトを搭載したら、メインロッドの油壺がエアータンクに当たります。
エアータンクの内側を回転工具で削りました。

その次は、試運転に向けてのモーターの取り付けの作業です。
モーター台は先に作っておいたので、取り付けビスの位置に
後部台枠に穴を開けます。
作業が終了したのでモーター台取り付け段ビスを避けて、
灰箱よろしく従台車と後部主台枠の隙間を埋める真鍮板を
ハンダ付けしました。

モーターはIMON1616Sで、途中に上下分割用のコネクターを
取り付けておきます。

これで、問題なく本線を周回できれば本当の生地完成になります。

一応、走行テスト終了後です。
合間を縫って石炭を積みました。

塗装、乾燥中です。


再組み立ては中々気が乗らずに時間が経ちました。

電装関係は、スーパーキャパシタの基盤を熱で(ハンダ付けの失敗?)
壊してしまったようで機関車に組み込んでも点灯しません。
仕方なくジャンク箱をあさっていたら
旧型の回路とコンデンサが見つかりました。
回路は無事のようですので、利用しました。
コンデンサはダメなようで、走行中にライトがチラつき
意味がありませんです…。

今では先の112号機と重連を組んでゆるゆるとエンドレスを
周回しております。

お立ち台が(撮影場所)がベランダの機材やら
外した網戸やらでふさがってしまい、撮影する気が
起きないのも更新を妨げています。(言い訳)

今回はオプションもあります。
水タンクが爆発したC12の復元です。

完成後放置されていたC12ですが、
気が付くと水タンクが爆発してました。
中に詰めた鉛板が膨らんで?元へ戻ろうとして?
水タンクの壁を裏から押し続けたのでしょう。
昔はミクロウェイトで同様なことがあったと
模型誌の記事で読んだことがあります。
中身は忘れましたが、
原因と対策までレポートされていたような…。

写真は「どうなっているか確認のため」上回りを外しましたが、
その後、キャブより後ろが嵌らなくなってあきらめたものです。

今回のC57と同時に塗るために塗装を落として、
アングルで補強してハンダ付けしました。
キャブの分割は止めました。

こちらも無事復元終了です。
 
inserted by FC2 system