珊瑚のC55一次型キットを組みます。 
珊瑚のC55一次型キットですが、北海道用パーツをC57135へ供出したこともあり
何号機にするか悩みどころです。
下回りから組み始めましたが、先輪が無かったりして(何に使った??)この先
パーツ不足がありそうです。


◆先ずは主台枠に後部フレームを付けました。
主台枠には飾りの薄いエッチング板を貼り付け、別パーツの担いバネをハンダ付けです。
後方は安達のC57用主台枠と動輪をセットしたものです。


折角のキット細密化ですが、動輪を付けると見えなくなりますね。
ただし、車輪の転がりは圧倒的に珊瑚の方が良いです。



◆下回りの大物パーツを取付完了しました。(2023/7/31)
目標は三次57号機か50号機にしましたので、モーションプレートはC57用を装着。

心向棒に依る先台車支持を止めて、通常の段付きビスとコイルバネに依る保持です。
先輪が無かったので、安達の先輪を履かせています。

従台車は後方に寄っていたので、若干前方へ移動させるのと、首が大きく振れるように
支持方法を変更してます。

◆安達のC55二次キットを入手し、方向が決まりました。(2023/8/24)
珊瑚のキットはC551号機を目指し、安達のキットはC5530号機を目指します。

どちらもボイラーまで進みました。
早々にバックプレートを装着、ボイラーの歪みを無くしました。

珊瑚一次型北海道です。
ボイラーの合わせ目を少々削ってから合わせました。
ハンドレールノブはキット付属の物が前後で高さが合わず、前の5本を低くしたかったので
安達のロストパーツへ変更しました。


こちらは安達の二次流改キットです。
古いものでしたので、付属の主台枠はただの板台枠でした。
主台枠を手持ちのジャンクから再生した新しいタイプの板台枠へ変更、動輪のスポークから
向こう側が透けて見えるようになりました。

主台枠は従台車前の欠損?部分を修復しました。

ボイラーは太いので、大幅に合わせ目を削ってから固定しました。
こちらのハンドレールノブもキットの物では高さが合わずハンドレール自体が歪むので
前の5本は高くするために安達のロストパーツへ変更しました。

◆安達の二次流改キットのドームが付きました。(2023/9/3)

パーツが揃ってきましたので、ドームを組みました。
ドームはキット付属のが少々古臭く、安達のアフターパーツの流改用をゲットしましたので
交換です。
意外とオリジナルパーツが必要ですので、困ってしまいます。
ドームのパーツは砂箱蓋、加減弁テコ、汽笛がウィスト製です。
排砂管は安達製です。砂撒き管元栓はキットの物です。

狭いところに空気作用管が通るので、加減弁中間クランクを取り付けてみました。

安全弁は安達のが背が高いので珊瑚のパーツへ変更です。
ついでに安全弁座を鈴木工房製へ変更して位置を後方へ移動しました。

公式側の火室下部パーツが欠損してましたので、板を切り出して曲げて付けました。
ボルト表現は省略しました。

パーツが揃うまで暇だったので、主台枠第三動輪後方に楕円の穴を開けました。


非公式側の俯瞰です。
シールドビーム副灯や煙室ドアハンドルが付きました。
煙室戸は開閉可能ですが、個人的には意味がありません。

汽笛もウィスト製を使用しました。

ボイラーステップはエコーのデッキ傾斜部ステップです。
穴がでかいのに手抜きしてハンダたっぷりで取り付けましたが、修正時に結構壊しました。

もう一袋購入、珊瑚のC55へも一部使用しました。


次は空気作用管ですが、イメージが湧きません。
安達の二次流改キットのキャブを仮組しました。(2023/9/6)

空気作用管の受けをキャブ前妻に付けるので、キャブを組み立てました。

30号機のキャブ前妻は丸窓が開いてません。
そこで、手持ちの3φパイプ(内径2φ)と2φの丸棒で穴を塞ぎました。

キットのキャブ側板ですが、窓の上からカーブして屋根のカーブへと一体のプレスで繋がっています。
実物の写真を見ると、キャブ側板は平らで上方はカーブしていません。
屋根とのつなぎ目は段差があって、雨トイのようです。
さぁ、どうしましょ?
1)屋根を切り離して側板のカーブを無くす…(ハードルが高いし、完成後の強度が心配)
2)窓の上に帯板を貼って、薄く削る…(境目を消すのは無理かも)
でしたが、2)の方法で作業しました。


やはり、境界が判ってしまいますが、仕方ありません。
作用管のイメージがまだ固まっていませんが、作用管取り付けへ前進しました。


ついでと云っては何ですが、キャブ側板の浮き出た区名札と空気取り入れ口は削り取りました。

安達の二次流改キット、空気作用管を取り付けました。(2023/9/16)

空気作用管は5本用の受けに4本を通してお茶を濁すか…
すべて金岡工房の苗穂仕様の間隔の開いたタイプにするか…迷いました。

実物の写真を眺めていたら、火室部分は通常の5本用で2か所、
その先が苗穂仕様の物になっていました。

結果、実物写真のようなイメージで空気作用管を取り付けました。

その前に、気付いてしまったことがあります。
やはり写真を眺めていたら、ボイラーステップの互い違いがキットと逆でした。
仕方なく(気付いてしまったので)穴を埋めて、開けなおして互い違いを逆にしました。


キャブ前妻にはロスト製の旋回窓、キャブ後妻板にはATS配管中継箱を取付
パイピングも施しました。

安達の二次流改キット、エンドビーム付近の工作です。(2023/9/30)

キットに付いていたエンドビームですが、想定位置から後退してしまいます。
高さも低くて分配弁を付けた場合に30号機のような位置へ取り付けられない雰囲気です。

仕方なく、板から切り出して工作しました。
エンドビームはキャブドアの前端と面一になるようにしました。
上の写真と比較すると違いが判ると思います。
面倒だったので固定はビス1本で済ませてあります。


試しにドローバーを取り付けたら従台車と当たりそうでした。
ので、穴を一旦埋めて、後方に開けなおしました。
その時ですが、こての熱が廻って、すべてバラバラになってしまいました。

従いまして、再構築しました。
主台枠後部の模型的な飾り板は5mm幅で更新しました。飾りのボルトも前1列ですが埋め込みました。
ドローバーはパイプを介してビス止めです。多少曲げました。
ビスの頭も削って居ます。
安達の二次流改キット、発電機を取り付けました。(2023/10/17)

発電機の取付前にブロア管と非公式側を前方へ走る電装管を先に付けた方が良さそうなので
先に作業しました。
ブロア管受けは珊瑚製を使用、電装管のノブはエコーの1.4mm高のノブを使用しました。

ボイラーの前方にはステップが確認できましたので、取り付けました。


大型発電機、その取付座、ATS発電機はすべてウィスト製を使用しました。
発電機の消音機は珊瑚製です。

パイピングはよく判らなかったですが、直線ばかりで「面白みに欠ける」
配管になってしまいました。

次は、これもよく判らない「キャブ」になります。
安達の二次流改キット、キャブの外装です。(2023/10/29)

屋根を上の写真のようにツルツルのままか、旧型客車の屋根のような「キャンバス張りのように」
見える横梁のようなものを取り付けるか、相当迷いました。
調べたところ他の方の作例では、有ったり無かったり…。
メーカー完成品でも有ったりなかったりです。
実機の写真はかすかに見えるようなものです。見えない写真もありました。

悩んでいても進まないので、帯板を貼り付けました。帯板は洋白製の0.45×0.2mmです。


貼り付けが終わりましたので、各パーツへ移りました。

先ずは、削り取った空気取り入れ口です。帯板を貼り付けました。
次に窓枠を取付、窓の庇、ひじ掛けを付けました。

ドア前の手すりは下方のみエコーモデルの密閉キャブ手すり座を使用しました。
ドア後方の手すりは帯板で割ピン状に留め具を作って固定しました。

北海道型のタブレット受け(キットの物です)を取付、最後にバタフライスクリーンです。
こちらは金岡工房製です。

少し形が違いますが、エコーモデルのキャブ吊環、メーカー名失念しましたが
手持ちの石炭水撒き管です。


非公式側は敢えてひっくり返した写真です。

内部構造を見ていただこうと思い、撮りました。

屋根や側板の裏に角線をハンダ付けしています。
これは、これ以上前に行かないようにと、ストッパー兼キャブ灯の漏れ止めです。
ビス穴の開いたキャブ固定用のアングルも確認できると思います。

キャブ天窓等の取付は今後の作業になります。

安達の二次流改キット、キャブの内装です。(2023/11/05)

キャブ内部のパーツを取り付けました。
キャブ床板にはブレーキ弁脚台、密閉キャブ用の椅子、
機関士側には乗務員保護柵を付けました。



公式側を外から見るとこんな感じになりました。
乗務員保護柵はもう少し幅広く作るべきでした。

コンプレッサー(メーカー不明)を珊瑚のコンプ台を介して取り付けました。


非公式側のビューです。
こちら側の乗務員保護柵は確認出来なかったので、取付パイプのみで済ませています。

給水ポンプはキット付属の物です。
取付には久しぶりに珊瑚の給水ポンプ台を使用しましたが、
バランス良く取り付けられず、大幅にカットする羽目になりました。
安達の二次流改キット、テンダーを箱にしました。(2023/11/10)

テンダーを先に組んでみようと思い、箱にしました。
見慣れない形状のテンダーが箱になりました。
台車はニワ製を奢っています。
車輪がテンダー床板の梁に当たっていそうです。

テンダー前面は思いっきりのっぺらぼうです。


テンダーを箱にするには4枚の板を付き合わせてハンダ付けするため、
珊瑚の主台枠後部取付治具(アルミ製)を利用しました。


珊瑚製のテンダー台車を同じように組み立てたので、並べてみました。
珊瑚の台車には後部排障器が表現された鈴木工房製の端梁パーツを取付。

メーカーに依る表現の差異も面白いものです。
なお、車輪はすべて安達製を履いています。

安達の二次流改キット、テンダー上回りのみですが、組立がほぼ終了しました。(2023/11/27)

のっぺらぼうの妻板前面でしたが、パーツを取付て何とか形になりました。

切り取りテンダーは久しぶりですが、この個体は前方の床板が無いので取水コックが
相当に目立ちます。
使用したのはエコーモデルの北海道型として販売されているパーツを組み合わせました。
4か所同じパーツで組みましたが、実機の写真を見ると差異が発覚してしまいました。


石炭庫仕切板のテンダー主灯は安達キットの機関車用の主灯を流用しました。
6φ以上の大穴を開けるのに工夫が必要でした。
電装管の末端は宙ぶらりんですが、下回り工作で繋がる予定です。

下回りは未だですが、カプラー台のみハンダ付けして位置決めしました。


機関車本体と並べてみます。
これ位の機炭間で収まれば嬉しいですが、どうなりますやら。

外側2本の給水ホースのみ取り付けてますが、曲げ等は全くのダミーですので
機関車側の工作が進むにつれて変化すると思います。
中央部の2本は未工作ですが、こちらも機関車本体との関係次第だと思っています。

キャブ屋根には天窓と信号炎管を取付けました。

安達の二次流改キット、C5530を目指してテンダーがほぼ完成しました。(2023/12/03)

テンダー床板にパイピングを施して、ほぼ完成の状態になりました。


非公式側を前方から。
取水コックの中央2本は機関車本体との兼ね合いを見てからです。
ドローバー受けも未着手です。機関車本体の組立に戻ります。

安達の二次流改キット、C5530号機は公式側のランボードが付きました。(2023/12/12)

ボイラーの合わせ目を削って、径を細めたのでランボード取付穴が役に立ちそうも無いことは
織り込み済みでしたが、中々手こずりました。

この機関車は、オリジナル?仕様が目立ちますので中々手ごたえありました。
逆転棒がアングルでした。
冷却管が奥に引っ込んで、逆転棒が前です。
パーツ同士の折り合いを付けるために、エアタンクも早々に取り付けました。
リターンクランクが当たらないと嬉しいのですが…。

コンプレッサーへ通じる蒸気管ですが、0.6φ真鍮線を曲げましたが自己満足するまで
5時間位やり直し曲げなおしをしまて、疲れました。


ランボードはいつもは左右同時に作りますが、この機関車は先に公式側のみ作業
しましたので、同じような苦労を味わいそうです。
後方からのビューです。

安達の二次流改キット、C5530号機は非公式側のランボードも取付ました。(2023/12/21)

非公式側ランボードの作業中の写真です。
取付穴を開けた後、各パーツをハンダ付けしてからボイラーへ止めます。


完成後の写真がこちらです。
ボイラーを細くしたのでキットのランボード取付穴と辻褄が合わなくなって、工夫が必要でした。


今回は前デッキをデフの角度と合わせて調整後、早めにハンダ付けしました。

安達の二次流改キット、C5530号機は年末年始の作業の成果で、キャブ下のパイピングです。(2024/01/10)

非公式側は吹き出し弁以外は完了したと思います。
機炭間を8mmに決めて、ドローバー受けを取り付けました。750Rは現状、行けそうです。
前デッキ側板も取り付けました。


公式側も泥ダメを除いてパイピング終了かと思います。
機炭間のパイピングが広いので、間延びしてます。

安達の二次流改キット、C5530号機はフロントデッキ周りの工作へ進みました。(2024/01/15)

先ずは公式側のビューです。
給水温め器はニワのパーツです。その後ろのカバーのようなものは板材から切り出しました。
解放テコ受けと一体の前ステップは珊瑚のパーツです。
前ステップは弱くて前後左右に簡単に曲がってしまうので、裏に0.5角線を補強のためにハンダ付けです。


非公式側のビューです。
切りっぱなしで伸びていた電装管がようやく所定の位置で落ち着きました。
カプラーポケットは珊瑚の別売品で、シャンクを短く切ったKD#35(樹脂柄)です。


前方からのビューです。
スノープロウは自作してみましたが、あまり格好良くなかったので、キット付属の
安達製を採用しました。前面にヤスリ掛けをしてシャープな面構えにしました。
スノープローはビス止めに依る脱着式ですが、あまり意味なかったようです。

安達の二次流改キット、C5530号機はデフが付いて上回りほほ完成です。(2024/02/18)

実は、2月上旬の寒い日のゴルフで風邪を引いてしまったようで、その後一週間ほど寝込みました。
その翌週は気力も体力も回復に至らず、だらだらと過ごしてました。
ようやく再開です。

安達製のデフ、点検窓の開口部が比較的丸穴でしたので、四隅をシャープに仕上げました。
裏には補強板、手すり取付用の穴を開けて…。


写真では見えませんが、デフステーを0.2mm厚燐青銅版から切り出しました。
つらら切り?は珊瑚のパーツです。
前回脱着式で作業したスノウプロウは少々小さく感じたので、交換しました。
作業ミスをして、脱着式では無くなりました。

ナンバープレートはキット付属の安達製ですが、紙の上でゴシゴシ、かまぼこ板の上で
ゴシゴシして、テカリを取りました。


非公式側です。

安達の二次流改キット、C5530号機はパーツが揃い、生地完成までもう少しです。(2024/04/29)

珊瑚パーツへ依頼していたパーツ他が揃い、再開しました。
シリンダーケーシングを組立て、車輪を黒くしましたので一気にロッド類を組み込みました。
加減リンクはニワのロストワックスで、ハンダメッキしました。

生地完成までは、汽笛引き棒、エアタンクへの配管、テンダー主灯カバーの工作等です。

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